IT・システム全般

「クラウド時代におけるスモールビジネスのIT化入門」(千葉市産業振興財団さま主催セミナー)に登壇

千葉市産業振興財団さま主催セミナー「クラウド時代におけるスモールビジネスのIT化入門」に登壇しました。
タイトルの通り、これからITを活用したい入門者向けの内容です。
内容を一部、ご紹介します。

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セミナーの概要

セミナーのチラシはこちら。
私は現地には行かず、横浜の事務所(自宅)からWebにて登壇でした。

概要としては、こんな流れです。

  1. 中小企業の状況とIT活用の可能性について
  2. ITを活用するには4つのステップがあること
  3. 最初に行うべきことは何か?(ツールの選択とコミュニケーションの方法)
  4. 最初のステップのITツールを活用した具体的事例

これからITを活用したいと考えている、中小企業にお集まりいただきました。

中小企業がITを活用するための4つのステップ

本ブログでも何度かテーマにしていますが、IT活用の4つのステップのお話。

ITベンダーさんは、現状のレベルに関係なく提案してくることがあるので、要注意です。
今、自社がどのくらいのレベルに居て、まず何に着手すべきなのか?を考えて頂きました。
(そのため、セミナーでは全8問のチェックリストをやりました)

コミュニケーションのやり方を変えるのは、どの組織も苦労するところ。

  • 非同期
  • 文字中心
  • オープン

という組織文化に変えていく必要があります。

リモートワークが進む企業のコミュニケーション術リモートワークが上手く進む会社のコミュニケーションは、非同期・文字中心・オープンです。単にITツールを導入しただけでは、コミュニケーションは良くなりません。社員への教育・周知徹底が必要ですから、IT担当者に丸投げはできないのです。...

中小企業がITを導入・活用できない理由と、その対策

続いて、中小企業がITを導入・活用できない理由について。

私自身、色んなところでこの質問をしています。
だいたい、この選択肢通りの回答です。

本セミナーでは、トップ3の理由

  • コストが負担できない
  • 導入の効果が分からない、評価できない
  • 従業員がITを使いこなせない

について、時間をかけて対策をお伝えしました。

今回、組織の代表の方も参加されていたようでしたので、
経営者が率先して使わない限り、絶対に上手くいきませんよ」と釘さし。

公的機関のセミナーだからこそ、いい話だけではなく、原理原則をお伝えすることが大事だと考えています。
(もちろん、民間でも大事なことは強調しますが)

事例&質問

最後にいくつか事例を紹介しました。
敢えて小規模事業の事例を中心にして、「自分達にもできそう」だと感じて頂きました。

最後に質問タイム。
(各セッションごとに、質問を頂いてましたが)

「業務改善するには、最初にどうアプローチすれば良いのか?」というご質問を頂いたので、業務の棚卸し方法について、別資料を使って解説。

業務プロセスをまとめるときの考え方業務プロセスを改善するためには、まずは抜け漏れのない全体像を把握することが重要です。そのためには一覧表をつくるのが一番です。このとき、抜け漏れを避けるために、どのような視点で業務を把握していくのか、4つの視点をご紹介します。...

最近は企業研修が多く、公的機関でのセミナー登壇は久しぶりでした。
ご依頼いただいたキッカケは、このブログを読んだ職員さんからの問い合わせでした。

企業研修だけでは、出会えない方々。
抱えている課題も異なったりしますので、今後も公的機関のセミナーには登壇したいと考えています。

まとめ
  • 千葉市産業振興財団さま主催のセミナーに登壇しました
  • スモールビジネスのIT化入門についてお話しました
  • 4つのIT活用ステップ、乗り越えるべき3つの課題を中心に

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【編集後記】
最近、ブログ更新が月1回になってますね。。
さすがにもう少し増やしたいです。


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渋屋 隆一
プロフィール
マーケティングとITを駆使した「経営変革」「業務改善」を得意としています。コンサルティングや企業研修を通じて、中小企業の経営支援をしています。中小企業診断士。ドラッカーや人間学も学び中。趣味はトライアスロン・合気道。 詳細はこちらです。
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