データ分析

棒グラフと折れ線グラフの使い分け

棒グラフと折れ線グラフの使い分けで悩むことがありませんか?
「何となく」でグラフを選んでしまっていることがあるかもしれません。

グラフに限らず、資料は相手に伝わってこそ、意味があります。
この記事では、棒グラフと折れ線グラフの使い分けについてご紹介します。

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時系列のデータを比較したい場合

時系列でデータを比較したいとき、棒グラフか折れ線グラフか迷いませんか?

データの数は?

比較するデータの数が1つのときは、棒グラフが適しています。
例えば、1店舗の月次売上を示す場合です。
左が棒グラフ、右が折れ線グラフです。

棒グラフの方が絶対値が分かりやすいですし、変化も感じやすいと思います。

一方、データの数が複数あるときは、折れ線グラフの方が見やすくなります。
今度は3店舗の売上グラフです。

3店舗分を1つのグラフに入れているのは、比較をしたいからです。
(比較が不要なら、1店舗ずつ、別のグラフにすれば良いので)

しかし、比較をするには、棒グラフだとゴチャゴチャし過ぎていますね。
一方、折れ線グラフだと比較がしやすいのではないでしょうか。

絶対数か、指数か?

この記事を書くのに、息子の意見を聞いてみました。
量(=絶対数)を表すときには棒グラフで、割合(=指数)を表すときには、折れ線グラフだと教えてくれました。

「例えば、人口(=絶対数)を示すときには棒グラフ。
ある年を基準(100)にして、変化をみるときには折れ線グラフだよ。」

おそらくですが、棒グラフだと量そのものを示す印象を与えるからでしょう。
(棒の高さで数・量を示すことができる)
一方、指数は人間が計算して出す概念なので、折れ線が適しているのかな?と。
(個人的な推測です)

最近の学校は、そんなことまで教えてくれるんですね。
私たちも学んでいかないと、若者に笑われてしまいますね。

上記の例以外にも、

  • 売上高(=絶対数)は棒グラフ
  • 利益率(=指数)は折れ線グラフ

など、ビジネスの現場には絶対数と指数が入り乱れています。
この選択基準も持っておきたいですね。
(もちろん、複数データ比較のときには、どちらも折れ線グラフになります)

頻度分布(度数分布)比較をしたい場合

次に頻度(度数)分布比較をしたい場合を見てみましょう。
こんなやつですね。
ある中学生のクラスで、男子の身長とその人数を数えた結果をイメージして下さい。

要素ごとの数を数えるもので、ヒストグラムと呼ばれます。
(統計上は「頻度」とは言わずに「度数」と言います)

結論から言えば、頻度(度数)分布も、時系列と同じです。
データが1種類しかなければ棒グラフ。複数を比較するなら折れ線グラフです。

棒グラフと折れ線グラフは、ビジネスシーンで最も頻繁に使われるのではないでしょうか。
この2つの使い分けに基準を持てると、悩まなくて済みそうですね。

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まとめ
  • ビジネスシーンで最も使われるのが棒グラフと折れ線グラフ
  • データが1種類なら棒グラフ、複数なら折れ線グラフ
  • 絶対数を示すなら棒グラフ、指数なら折れ線グラフ



【編集後記】
子どもが中学校の入学式に行ってきました。
小学校の卒業式同様、親は参加できず。
そのためか、未だに息子が中学生になった印象を持てません・・


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渋屋 隆一
プロフィール
マーケティングとIT、そしてデータを使った「売れ続ける仕組みづくり」「業務改善」が得意。コンサルティングや研修・セミナーで中小企業の経営支援をしています。元IT企業でエンジニア→マーケティング。中小企業診断士。
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