日々の気づき

なぜ100種競技なのか?

「経営は100種競技!」が、このメルマガのタイトルです。
なぜこんなタイトルにしたのか?をお伝えします。

私はトライアスロンをやっています。
水泳・自転車・ランニングの3種目からなる、なかなかハードな競技です。
(今年で4年目、まだまだ遅いのですが・・)

トライアスロンをやり始めてから気づいたのですが、
経営とトライアスロンには共通点が多いのです。

例えば、共に長距離・長時間の競技であること。
いきなりスタートダッシュしたら燃え尽きてしまいます。
経営も、無理に急成長を目指した会社が破綻する例は、
枚挙に暇がありません。

瞬間的に頑張るのではなく、
普通に・楽に動ける速度(巡航速度)を、いかに速くするか?が、
経営にもトライアスロンにも重要です。

そして、経営はトライアスロンに比べて、さらに複雑で、長時間の競技です。

経営者には、戦略・マーケティング・IT・会計・組織・オペレーションなどなど、
多岐にわたるスキルのみならず、
土台となる「人」としての成長も求められます。

自然を相手にするトライアスロンも、変化する要素が多いのですが、
経営は、やはりそれ以上に変化する環境との戦いです。

果たして経営は何種目からなるのだろう?
もう分からないほど多いので、「100種競技!」としました。

ちなみに。
トライアスロン、その達成感は半端ありません。
この写真は、初めてロングディスタンス(スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2km)の道のりを、
14時間以上かけて、チームの仲間と一緒にゴールした瞬間です。

  • ゴールしたときの感動
  • チームメイト、家族、応援して下さる人々、
    のみならず、森羅万象に対して沸き起こる謎の感謝

その達成感たるや、なかなか言葉で表すことはできません。
レースが終わった後、しばらくは「ロス」を感じてしまうほどです。

3種目のトライアスロンでこれなら・・100種目の経営はどうなってしまうんだろう?
しかも個人競技でなく、経営はチーム競技です。

震えるに違いありません。
そんなチーム戦・超持久戦の100種競技である経営を、トコトン楽しもう。
で、人生をもっと充実させよう。

そのためにも、大切なのは経営の基盤です。
私のなかでは「礎(いしずえ)」という表現を良く使うのですが、

その礎をしっかりと築く。具体的には、

  • 売れ続ける(=顧客と社会に貢献し続ける)仕組み
  • 社長が事業を任せられると信頼できる人材

この2つが必要であると確信しています。

礎を築き、その上で、もっとチャレンジして、楽しみましょう。
このメルマガ「経営は100種競技!」には、そういう想いを乗せています。

経営者ならびに、経営者を目指す方に、ご自身の経営と人生を存分に楽しんでいただきたいです。

渋屋 隆一
プロフィール
マーケティングとITを駆使した「経営変革」「業務改善」を得意としています。コンサルティングや企業研修を通じて、中小企業の経営支援をしています。中小企業診断士。ドラッカーや人間学も学び中。趣味はトライアスロン・合気道。 詳細はこちらです。
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