人間学

【知覧体験記】私たちは勘違いしていないだろうか?

知覧体験記、2日目です。

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国を守るのは誰か?

知覧でお話し下さったのは、
数多くの特攻隊員を見送った、富屋旅館の女将さんでした。

色んな問いを投げかけていただきましたが、
一番胸にグサッときた問いを。

日本を守るのは誰?

今、国際社会はめまぐるしく状況が変わっています。
具体的なことはここには書きませんが、

例えば、現代の日本においても、
いつミサイルが飛んでくるかは、
分からないような状況です。

それを日々、私たちが実感しているかどうかはさておき。

また、地震や大雨、台風など自然災害も起きます。
色んなニュースが記憶に新しい方も
いらっしゃることでしょう。

そんな日本ですが、
いざというときに国を守るのは、
誰の責任でしょうか?

ぜひ考えてみて下さい。

では、次の問いを。

会社を守るのは、誰の責任でしょうか?
地域を守るのは?
街を守るのは?
家族を守るのは?

だんだん、私が伝えたいことが
見えてきたかもしれませんね。

正直に告白すると、
私は知覧という場に身を置かなければ、

国を守るのは自衛隊であり、
それを動かす政治家、と答えていたかもしれません。
(ミサイルなどの軍事的な動きのときには)

知覧という特別な場で、
上記の問いを投げかけられたため、

私は大きな勘違いをしていた
と胸に突き刺さったのでした。

どう考えても、
「みんな」で守るものですよね。

そういうみんなで守る文化が根付いていた日本だからこそ、
「自分が国を守る」という意識で、
多くの若者たちが特攻隊として散華していったのです。

※もちろん、特攻隊の是非については、
ここでは別の話ですので、置いておきましょう。

「みんなで守る」という文化

同じように、会社を守るのは、
社長・経営者だけではありません。

そこで働く人、「みんな」で守るものです。

そういう意識が抜けているから、

「言われた仕事だけやればいい」

という風潮になってしまい、
自主的に動く人が減ってしまうのです。

家族も同じです。
家は、大人だけで守るものではありません。
子どもにだって、担える役割がありますし、
貢献できることもあります。

勘違いをしている?

なのに、子どもを甘やかして、
何の役割も与えず、期待もしないから、
自ら動く子どもにならないのです。

社長の会社なんだから、社長が守るべき。
従業員は、給料分だけ働けば良いのであって、
責任なんて負えないよ。

家では、パパ・ママが働くんだよ。
子どもは遊んでいれば良いんだ。

国を守るのは、自衛隊であり、首相・政治家だよ。
国民に何かできるわけないでしょう。

この思考に共通しているのは、

「自分の責任ではない」
「自分の問題ではない」

という他責思考です。

いつから私たちはお客様気分に
なってしまったのでしょう?

「みんなの文化」を取り戻そう

国を守るのは、私たち国民「みんな」の問題です。

私たち自身が、自分にできることを模索して、
自分なりのやり方で国・社会を守る。

私の例で言えば、

売れる会社が増えることによって
経済を循環・成長させる。
それによって社会や国が豊かになること。

挑戦する経営者が増えることによって
より社会が進化すること。

あるいは、この挑戦自体が、
そこで働く人たちの生きがいとなり、
社会全体を楽しいものにしていくこと。

これが、私なりの国や社会の守り方です。

ちなみに富屋旅館の鳥濱トメさんは、
税金を納めることが国を守ることにつながると考え、
税金を集めて周り、
それを預かることを担ったそうです。

このようにして、
私たちみんなが、
それぞれ、何らかの形で国を守る。

それが私たちが次世代以降に向けて
できることなのではないでしょうか。

※なお、「そもそも国とは何か?」という
議論もありましたが、
それも書き始めると長くなるので、
止めておきましょう。

知覧に行って、
もっと「みんなの文化」を大切にしたい、
と考えたのでした。

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渋屋 隆一
プロフィール
マーケティングとITを駆使した「経営変革」「業務改善」を得意としています。コンサルティングや企業研修を通じて、中小企業の経営支援をしています。中小企業診断士。ドラッカーや人間学も学び中。趣味はトライアスロン・合気道。 詳細はこちらです。
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