セミナー

セミナー主催における対面とオンラインの使い分け

オンラインセミナーが急激に増えています。
私の個人的な経験で言えば、セミナーを受講しない日がほぼなくなりました。
無料・安価なものも多く、非常に良質なインプットができるように。
自分もセミナーを主催している立場として、改めて対面とオンラインセミナーの違いを考えてみました。

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多くのセミナーがオンラインで完結していく

まず前提として、大半のセミナーがオンラインで完結していくようになるでしょう。
参加者の負担が全く異なるからです。

  • セミナーを受講するために電車で移動
  • 早めに到着してカフェで時間つぶし
  • 帰宅するのは深夜

こんな状態が続いたら、時間的・経済的・健康的に負荷が掛かってしまいます
実際、毎週夜に都内で開催されるセミナーに参加していた頃は、寝不足でつらかったことを思い出します。

それに対面セミナーに参加すると、家族と過ごす時間も減ってしまいます
最近、家族との時間の大切さを再認識された方も多いでしょう。
今さら、それを減らしたくないと思うのは当然ではないでしょうか。

オンラインセミナーなら、家族でご飯を食べた後でも参加できます。
あるいは、セミナー後に一緒に布団に入ることができるかもしれません。

主催者の立場で見ると、地方の方や小さなお子様がいらっしゃる方など、今までセミナーに参加できなかった人の参加が増えています。

総合的に考えると、「オンラインセミナーで十分でしょう」という結論に。
主催者としては設備面・運営面での対応が求められます。
(ただ、対面セミナーができていた方であれば、大した難しさはありません)

オンラインセミナーに必要な設備(道具)オンラインセミナーに必要な設備の最優先は、ネット環境とマイクです。音がセミナーの質を決めてしまうからです。また、講師としては予備のパソコンかスマホを繋いでおくと何かあったときに安心です。必要に応じて、女優ライトやWebカメラ、キャプチャーボードなどを追加します。...
オンラインセミナーの運営で気をつけていることオンラインセミナー運営のポイントです。機材トラブルなどのゆとりも見て、リアルセミナーよりも時間を長めにします。また、セミナー受付時と当日、案内(特にツールの使い方)を丁寧に行うと良いでしょう。例えば質問の仕方などです。...

対面セミナーが残るケース

とは言え、対面セミナーも残るでしょう。
明確にニーズがあるからです。

最近、色んな人に対面セミナーに対するニーズを聴いていました。
私自身、「あ、今は対面の方が良いな」と感じたことも何度かありました。

参加者同士の深い関係構築が求められる場合

単発セミナーではなく、何度も参加するセミナーでは、参加者同士の人間関係が深くなっていきます。
そのような場ではオンラインだけでなく、対面の場も求められます。

実際、私も6月から毎週、ある場所で学んでいます。
もう5回、1回当たり4~5時間もやりとりしてきた「仲間」なので、「そろそろ対面でも会いたいですよね」という話になっています。
オンラインも良いけど、相手の空気そのものを感じたい

オンラインだと、相手の顔しか見えません。
でも、その人の深いところまで知るには、全身(姿勢を含めて)を見たり、声を受け止めることで、より多くの情報を得ることができます。

深い悩みや、心の傷を共有する場合

先日参加したセミナーでは、各々が持つ深い悩みを共有することがありました。
(私はそんなに悩んでなかったので、聴くのが中心でしたが)
そんな話を家族に聴かれたくないという場合は、外に出た方が安心できます。

セミナーではありませんが、コンサルティングインサイトマップ・セッションの場で、経営者から深い悩みが出てくることもあります。
今のところ、対面ではありますが、オンラインでそういう悩みが出たことはありません。
空気感が共有できる対面だからこそ、言えることがあるのかもしれません。

ただ、「オンラインだから話せる」という方もいらっしゃったので、この辺りはケースバイケースでしょう。

単に飲みたい場合(笑)

予想通りというか、一番多かったのはこれです。
セミナーも楽しいけど、その後の一杯が最高ですよね、と。
オンラインだと楽しくないので、お酒を一切飲まなくなった、という方もいらっしゃいました。

オンラインセミナーは自宅からでも参加できるのが良いところです。
その一方で、お子様がいらっしゃる場合、ギリギリまでお世話をするなど、気持ちが休まらないという方も。
家を空けてしまうから、自由になれるという面があるのも確かでしょう。

私は「単に飲みたい」ニーズには応えないつもりですが、1点目の深い人間関係構築については、応える予定です。

現在の私の方針

このような現状認識を踏まえて、私は主催者として、単発セミナーは全てオンラインに切り替えます。
単発セミナーはコンテンツを伝えるのが中心ですから、オンラインで十分でしょう。

一方、継続コミュニティ独立・起業の実践塾「礎」のように、何度もお会いする方同士のつながりを深めるべく、対面の場も用意していく予定です。

コンテンツを伝えるだけでなく、参加者同士がお互いを応援できるようになること。
この場を離れたとしても、お互いに仕事を依頼できるような関係をつくるのが目的だからです。
今日、主催する「礎」も対面とオンラインのハイブリッドで行います。

まとめ
  • 大半のセミナーはオンラインで十分
  • 一部、対面での需要が残る(深い人間関係の構築など)
  • 自分の事業特性に合わせて、オンライン・対面を選んでいく



【編集後記】
今日は独立・起業の実践塾「礎」を開催した後、ドラッカーに関するイベントに出ます。
脳みそフル回転な1日になりそうです。


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渋屋 隆一
プロフィール
マーケティングとIT、そしてデータを使った「売れ続ける仕組みづくり」「業務改善」が得意。コンサルティングや研修・セミナーで中小企業の経営支援をしています。元IT企業でエンジニア→マーケティング。中小企業診断士。
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