ツール活用

タイピングが遅いとリモートワークできない

タイトルだけで言いたいこと、ほぼ終わっていますが(笑)

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リモートワークをする上で、確認すべきこと

リモートワーク(在宅勤務)が機能している組織と、そうでない組織。
この2年間で、どんどん差が開いています。
その違いは、どこにあるのでしょうか?

私は2つの確認ポイントがあると考えています。

仕事を自律的に行えるか?

1つ目は、仕事を自分で計画して、実行することができるか?
言われたことしかできないのであれば、常に先輩・上司が隣にいなければなりません。
そういう人が多いと、組織全体として「出社しなきゃダメ」となってしまいます。

リモートワークが機能しない組織の大半は、これが原因だと感じています。
なお、自律的に仕事ができないのは、新人や若手に限った話ではありません。
管理職や(ときには)経営者でも、そういう人が居たりするのが、厄介なところですね。。

自分の仕事を自分で設計する。
いつまでに・何を・どうやるのか。
設計した上で、自分のタスク進捗状況をチームで共有します。

タスクをチームで共有・管理するときのポイント「チームでタスク共有する際のコツや、お勧めのITツールは?」と良く聴かれます。どのチームにも適した方法があるわけではありません。この記事では、最低限押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。...

タイピングが自由にできるか?

2つ目はタイピングが自由にできるか?
「ITリテラシー」などと言うと、ハードルが高くなってしまいますので。

離れて仕事をすることになると、コミュニケーションのやり方が変わります。
圧倒的に「文字でのやり取り」が重要になります。

口頭から文字にコミュニケーションの主体を移す記録に残らない口頭コミュニケーションは、リスクが高いです。単にラクだからという理由で使わないようにしたいものです。一方、文字として記録に残すと、思わぬ再利用で価値が生まれたり、トレーサビリティが可能になります。...

実際には、リモートワークをするから文字が重要になるのではありません。
上の記事でご紹介しましたが、情報共有や追跡可能性(トレーサビリティ)を強化するには、文字が中心になるからです。

文字中心にコミュニケーションするなら、タイピングは必須項目です。
音声入力も精度が上がり簡単になってきましたが、まだまだタイピングは重要です。

ブラインドタッチはリモートワークの必須スキル

というわけで、ブラインドタッチはリモートワーク時代の必須スキルです。

「ファイル更新しておきました!」
「あざます!」
「ちょっと席外しますね!」
「戻ってきました」
「腹減ったので、小休憩・・」
「あ、宅配が来たみたい」
「進捗あったら連絡しますね~」

こういう一言を書くのに、何分もかけていたら仕事が時間通りに終わるわけがありません。
入力自体を省くために、最近のチャットツールでは絵文字が良く使われています。
それでも、ちょっとした一言は必要になることが多いです。

かと言って、こんな一言を伝えるために電話していたら、相手にとって迷惑です。
(緊急性もないときに、記録に残らない電話を使うこと自体がナンセンスと心得ましょう)

なお、リモートワーク時代のコミュニケーションは、非同期が中心です。

リモートワークが進む企業のコミュニケーション術リモートワークが上手く進む会社のコミュニケーションは、非同期・文字中心・オープンです。単にITツールを導入しただけでは、コミュニケーションは良くなりません。社員への教育・周知徹底が必要ですから、IT担当者に丸投げはできないのです。...

相手と同じ時間を共有できるとは限らないからです。
ですから、クイックレスポンスするかどうか?は、個人・組織の差がでるところです。

私自身、早ければ良いとも考えていません。
相手を待たせ過ぎないことは前提ですが。
企業研修やコンサルティングをやっているときには、チャットが来ても気づきませんし。

出先などで反応しにくいときは、絵文字だけ反応。
メールの場合は内容を確認するだけ。
あとでパソコンからコメント・返信することが多いです。
(スマホは入力に時間がかかるので)

ブラインドタッチできないなら練習すべき

現時点でブラインドタッチができないなら、練習しましょう。
経営者だろうが新人だろうが、関係ありません。
現代の必須スキルだからです。

やることは、大きく2つのステップです。

指の置き方・使い方を学ぶ

正しい指の置き方や使い方を知らなければ、自由に打てるようになりません。
まずはホームポジションへの指の置き方から、ざっくりとで良いので学びましょう。
「ブラインドタッチ」で検索すると、いくつも記事が出てきます。

ここは時間をかけるところではないので、30分~1時間くらい読めば十分でしょう。

実践練習する

その上で、ひたすら練習あるのみです。
同じく「ブラインドタッチ」で検索すると、いくつかゲームが出てきます。
今、検索してみたら「e-typing」というのが出てきました。

ちょっとやってみたら、面白いですね。
繰り返しやって、入力速度を上げましょう。

ちなみに私は大学生時代、IT企業への就職が決まったので、タイピングソフトを買ってきて、ひたすら練習しました。
もう20数年前の話ですが、今も役立っていることを考えると、良い取り組みでした。

ゴールは「タイピングを億劫に感じない」こと

どんな世界もそうですが、世の中には恐ろしくタイピングが速い人がいます。
そんなレベルを目指したら、時間がいくらあっても足りません。

一般ビジネスパーソンのゴールは、タイピングすることを億劫に感じないことだと思います。
自分のなかで「文章を入力するのが面倒だなぁ~」と感じているうちは、トレーニングを続けた方が良いと思います。

なお、文章を考えるのに時間がかかる場合は、別のトレーニングが必要です(汗)

楽にタイピングして、情報共有やチームワーク溢れる組織にしたいですね!

まとめ
  • リモートワークにはタイピングスキルが必須
  • 指の置き方・使い方を学んだ上で、ひたすらトレーニング
  • ゴールはタイピングすることを億劫に感じないこと

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【編集後記】
経営者になると「タイピングくらい」と馬鹿にする人もいらっしゃいます。
でも、IT活用が進んでいる企業の経営者は、例外なくタイピング速いです。
e-typingやったら、もう少し練習したくなりました(汗)
偉そうに記事を書いていますが、私はタイピング遅いんですよね・・(億劫には感じませんが)


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渋屋 隆一
プロフィール
マーケティングとITを駆使した「経営変革」「業務改善」を得意としています。コンサルティングや企業研修を通じて、中小企業の経営支援をしています。中小企業診断士。ドラッカーや人間学も学び中。趣味はトライアスロン・合気道。 詳細はこちらです。
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