セミナーを1度でも開催したことのある方から「継続して開催できない・続けられない」と相談を受けることがあります。
私自身、つい途切れてしまうこともあるのですが、できる限り継続したいですよね。
今回は私やお客様がセミナーを定期的に開催し続けるためにやっていることをご紹介します。
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Contents
開催するごとに負荷は下がっていく
まずやり方の前にマインドの部分です。
実はセミナー主催は、初回が最も大変です。
何事もそうですが、初めてやることって大変ですよね。
自転車に乗るときも、一番重たいのは、漕ぎだすときです。
何回もやり続けていくと、明らかに慣れていきます。
以下のように、楽をできる部分もあるので、余計に負荷が下がっていくのです。
- 会議室はいつもの場所を抑えるだけ(設備面も慣れるので心配なし)
- 過去に使った資料を変更するだけなら楽ちん
- 当日の運営もいつも通りに
- 人前で話をすることも、次第に慣れていく
こうやって負荷が下がっていくので、その分、集客に力を集中することができます。
あるいはセミナーのテーマ・コンテンツを新しくして、その他は変えないのも可能です。
いずれにしても、全てのパーツをゼロから揃えなければならないので、初回が一番大変なんですね。2回目以降は、パーツが揃っていくので、その分楽になっていきます。
セミナーを継続するための方法
それでは具体的なやり方に入っていきます。
特に最初の頃にやっていただきたいのは最初の2つです。
流用できるものはパーツ化する
ここまでお伝えしてきましたように、2回目以降は楽になっていきます。
逆に言うと、楽できるように仕組みをつくっていく必要があります。
例えば、以下のようなものです。
- セミナー企画~アフターフォローまでの流れをリストアップする
- 告知ページのひな型をつくる
- セミナー当日の持ち物リストをつくる
- セミナーコンテンツは流用できるように保存しておく
- お客様から頂いた意見や感想・質問を次回に活かすように仕組み化する
(私の場合は、数日以内にはコンテンツに反映してしまいます)
こういうパーツが揃ってくるほど、楽になります。
その分、次回以降は、強化したいところに集中できるようになります。
開催し終えたら、次の日程を入れる
セミナーを開催し終えると、つい安堵してダラけてしまいがちです。
ですから、せめて次の日程を決めて、会議室を予約してしまいましょう。
予約してしまったら、企画を進めざるを得なくなりますので。
「ケツカッチン効果」と呼んでます(笑)
セミナー当日に次回の案内をしてしまう
セミナー当日までに次回日程を決めておき、
「次回は〇月〇日△時からです」
とお客様に案内できるようになっておくのも良いですね。
複数のテーマでセミナー開催できるようになると、この手が効きます。
第3水曜日のように予定を決める
テーマや内容によりますが、毎月開催する日を決めてしまうケースもあります。
参加頂きたいお客様の都合が良い曜日が決まっている場合には、やりやすいですね。
一方、曜日を固定してしまうと、絶対に来られない方が出てきてしまいます。
私の場合、セミナーは平日と週末の両方やりますが、それはどちらのニーズもあるからです。「平日しかいけない」「土日しか無理」と、どちらの方もいらっしゃいます。
お客様のニーズを把握するまでは、曜日をずらして開催した方が良いでしょう。
回数を多くする
もう1つ、そもそもの回数を増やしてしまう方法です。
「毎月1回は開催したい」と考えているのなら、2回開催して募集をかけてしまう。
これでうまくいったケースがあります。
仮に1回、全く申込がなかったとしても、もう1回の方が開催できますので。
ただこれも、ある程度、慣れてきてからでないと負荷が高くなって厳しいかなと思います。
セミナーの目的と成果を振り返る
そして定期的に行っていただきたいのは振り返りです。
何度か開催してみて、
- 本当に目的に近づいているのか?
- 成果は得られているのか?
を確認するようにしましょう。
単にセミナーを開催することが目的になっていないか?
真の目的は何だったのか?
特に担当者が変わった場合などは、この目的が希薄になりがちです。
また成果は得られているのか?
売上やバックエンド商品への誘導だけでなく、定性的な面(お客様にとって、自社にとって)も確認するようにしましょう。
繰り返しになりますが、セミナーはあくまでも手段です。
振り返りをして、改善や方向転換が必要なのであれば、適宜行っていきましょう。
そうやって修正を行って、より良いセミナーができるようになると、ますます継続しやすくなります。
- セミナー主催できるとビジネスに幅・深さをつくれる
- セミナーを開催するための全体の流れと企画
- セミナーの告知と集客で知っておきたいポイント
- セミナーでは事前入金が原則
- セミナー講師の「話し方」のコツ
- 少人数セミナー会場に必要な設備などチェックポイント
- 「時間が余る・足りない」を防ぐ、セミナー講師の時間管理法
次回は、セミナー終了後のアフターフォロー(質問対応・アンケート)についてです。
- セミナーは初回が最も大変
- 流用できるようにパーツ化することで楽になっていく
- セミナーを終えたら、次の日程を決めて会議室を予約する
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【編集後記】
またしても子どもが発熱。
滅多に体調を崩さない健康児なのですが、年明けから、どうもしっくりこないようです。
そのため昨日は夜の外出(ランニング)を諦めて、部屋でバイク練習でした。
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