昨日、「Webマーケティングセミナー(技術編)」を主催しました。
この記事では、その内容を一部ご紹介します。
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このセミナーは、既に記事を書く習慣ができている方に向けて、
- 読まれる記事を書くための手順
- Web解析の手法を知って改善するための仕組みを構築する
ことを目的に開催しました。私の過去のセミナーに出られた方に関しては、
ステップ1をやれるようになった方が、ステップ2を実践するためのセミナー
と言えば、ご理解いただけるでしょう。
Googleの仕組み、その全体像
最初はGoogleの仕組みです。
記事を公開した後、Googleがどのように記事の存在を知り、検索結果に表示していくのか?大まかな流れを説明しました。
- クローラーと呼ばれるGoogleのソフトウェアが記事を巡回する
- Googleのデータベースに記事が登録される(インデックスされると言います)
- 何らかのアルゴリズムにより、その記事のジャンル・キーワード・検索順位などが決定される
- キーワードで検索されたときに、他のサイトを含めて検索結果に表示される
- アクセスがあった場合は直帰率やページ滞在時間などがデータベースに反映されて検索順位を変動させる
このような流れです。
自分のサイト・ブログがGoogleのデータベースにどのように登録されているのかを知るツールがサーチコンソール。自分のサイト内で読者がどのような振る舞いをしたのかを知るのがGoogle Analyticsです。
記事を書くのは大変
読者の問題を解決して、アクセスを増やす記事を書くのは、実に大変です。
特に事前準備が大変なのです。(これから記事を書き始める人には、あまり言いませんが・・笑)
最初に顧客が抱えている課題を設定します。
それはズバリ、どんなキーワードを元に記事を書くのか?を決めることです。
検索キーワードや検索ボリュームを確認するツールの紹介をしました。
そして競合ページの確認です。
どんな視点で競合ページの内容を確認するか?
- 検索キーワードに対する記事の網羅性
- 記事の難易度
- 読者のBefore/After(読後に狙っている読者の行動)
などを解説しました。
「記事を書く前の準備段階がこんなにあるのか・・」
参加者の方々の表情が曇っていくのが手に取るように分かってしまいましたが、逆に、この壁を乗り越えられると、アクセスを増やしやすくなります。
そして、具体的に記事を書くときの注意点をお伝えしました。Googleに認識してもらいやすいようhタグとディスクリプションの話をしました。
良い記事とは、どんな記事なのか?(Web解析)
最後にWeb解析についてです。
データをどう読み取って、分析するのか?
「そもそも良い記事とは、どんな記事なのか?」
その答えを持っていない限り、表面的なWeb解析を習ったところで判断基準が身に着きません。ここでは記事が持つ4つの力をご紹介して、その力を評価するための指標をご紹介しました。
指標をご紹介した後は、実際にGoogle Analyticsとサーチコンソールを操作していただきました。4つの力に合わせて、どこをどう見れば良いのか?
スモールビジネスや、フリーランスにおいては、教科書に出てくるような細かなところまで見る必要はありません。特にGoogle Analyticsは恐ろしく高機能なツールなので、細かなところを見に行きすぎて、ハマってしまったら元も子もありません。
見るべきポイントを最小限に絞り、それを定期的に見る方が、間違いなく成果が出ます。その辺りの「勘所」をお伝えできたのではないかと思います。
2時間では短すぎたようで、やや詰め込みになってしまいました。
次回やるときは、もう少し長くしようかと思います。
- Googleの仕組みを知る
- 記事を書く前の手順や注意点を知る
- 良い記事とは何か?の基準を持ち、データの読み方を知る
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