新しい情報をつくるときに、紙(アナログ)をやめて最初からデジタルにすることをお勧めしています。
今回は勤怠に特化して出勤簿やタイムカードをなくすことを考えてみます。
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出勤簿・タイムカードが7割以上!
中小企業には、まだまだ出勤簿やタイムカードが残っています。
大企業で見ることはなくなりましたが、中小の製造業や小売などでは、まだまだ現役というよりも主流です。
タイムカードは、紙のカードを”ガシャポン”とタイムカードに通すと印字されるアレです。
昔は自動で時刻印字してくれるスグレモノだったのでしょうが・・今はこのタイムカードを見ながら、再度、エクセルへデータ化(転記)する手間を生んでしまう悩みのタネです。同じように紙の「出勤簿」が残っている会社も多いです。
勤怠管理システムの「KING OF TIME」の調査によると、出勤簿とタイムカードを合わせると、なんと70%以上が紙を使っています。私も中小企業を訪問しますが、IT企業を除くと、ほぼ紙を使っている印象です。
出勤簿やタイムカードを止めてシステム化する
最近は初期費用が安く、スマホやタブレットを1台準備するだけの勤怠システムも出てきています。そのようなものに変更すれば、データ化の手間を省くことができます。仮に従業員数30名で、1名当たりデータ化に15分掛かっていたとすると、1ヶ月に450分(7.5時間=約1日)の手間が省けます。
しかも勤怠データを毎日でも把握できますので、従業員の変化にマネージャーはいち早く気づくことができます。特に「急に遅刻しがちになった」「残業が増えがち」というような傾向は、早めに手を打つ必要があるでしょう。
システム化することで、その他にも以下のような改善が見込めます。
- 複数拠点があるときに紙を郵送するための金銭的・時間的なコスト
- 保管場所が不要になる
- 過去の情報など、検索性が高くなる
- 他者がなりすまして打刻するなどの不正がしにくくなる
またクラウド型の勤怠システムを利用することで、給与計算ソフト(クラウド)と連携すれば、給与計算までを一気通貫で行うこともできるようになります。人手が足りない中小企業は、こういうところに無駄な時間を割かないようにしましょう。
- 中小企業の勤怠管理は7割以上が出勤簿・タイムカード
- 紙(出勤簿・タイムカード)を運用していると、デメリットが目立つ
- システム化することで無駄な時間を省き、本業に集中できる
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