IT・システム全般

「ITベンダーとの上手な付き合い方」セミナー登壇(神奈川県中小企業団体中央会様主催)

神奈川県中小企業団体中央会様が主催のセミナー「ITベンダーとの上手な付き合い方」に登壇しました。

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まずはスタート位置の確認

ITベンダーと上手に付き合いたい目的は何でしょう?
それ自体が目的ではないはずです。

ITを活用したいという希望は大事ですが、具体的な目的があって、初めてパートナーとなるITベンダーさんも動くことができます。

現状の 「IT活用チェックリスト」を、参加者それぞれにやって頂きました。

良いITベンダーの条件とは?

そして本題に。

正しい窓口に連絡をしているか?

ただ、その前に確認を。
違う企業に相談していませんか?と。

一言で「IT企業」と言っても、その専門領域は様々です。
眼の調子が悪いのに、耳鼻科に行く人はいませんよね?
なのに、ITに関しては、そういうことが頻繁に起きています。

IT業界にお医者さんで言う「町医者」がいないことが混乱の原因だと思います。
特に IT専門部隊のいない中小企業にとって、最初の窓口となる町医者的存在は、重要だと思うのですが・・
この点は、IT業界全体の課題なのかもしれません。

だからこそ、利用者として知っておくべき点があります。
「こういう点をチェックしてから ITベンダーに連絡しましょう」というポイントをお伝えしました。

良いIT企業 5つの条件

そして本題です。
良いと考えられる IT企業 5つの条件をお伝えしました。

(これは概略スライド。この後に、それぞれ詳細をお伝えしました)

利用企業がやっておきたいこと

この5つを押さえた上で、最も重要なポイントをお伝えしました。

業務については利用企業の責任

ということ。

ITベンダーは、その業務の専門家でもなければ、主体者でもありません。
その業務を熟知し、実際に行うのは、利用企業自身です。
つまり、業務の棚卸しをするのは、利用企業の仕事です。

自分たちがやるべきことをやらず、それを ITベンダーに丸投げしたら、コスト高になるのは当然です。
そして、無知をさらけ出してしまえば、足元を見られてしまう(かもしれない)ことも。
別に IT業界に限った話ではありません。

業務プロセスとデータ整理をどうやるか?

自分たちがやるべきことをキッチリとやる。
そうすれば、ITベンダーからも舐められませんし、むしろ真剣さが伝わります。

限られた時間ではありますが、利用企業としてやるべき、業務プロセスとデータ整理の方法をお伝えしました。
こちらの記事に書いてあるような内容です。

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ITベンダーに限った話ではなく、仕事に限った話でもなく。
良いお相手に巡りあいたいなら、自分たちがやるべきことをやり、レベルアップするしかありません。
そこに特効薬はないのではないでしょうか。

参加された方は、ひょっとすると裏技みたいな内容を期待されていたかもしれませんが・・
私なりに考えていることを、正直に誠実に伝えました。

まとめ
  • 問い合わせ先を間違えないように、専門性をチェック
  • 良い ITベンダー 5つの条件
  • 良いベンダーに巡りあうには、自分たちがやるべきことをやる

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【編集後記】
週末に初めてのウルトラマラソンに挑戦し、完走してきました。
1週間経ちますが、まだカラダが怠いです。。


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渋屋 隆一
プロフィール
マーケティングとITを駆使した「経営変革」「業務改善」を得意としています。コンサルティングや企業研修を通じて、中小企業の経営支援をしています。中小企業診断士。ドラッカーや人間学も学び中。趣味はトライアスロン・合気道。 詳細はこちらです。
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