IT・システム全般

情報システム担当者(IT担当者)と業務プロセスの深い関係

企業において情報システムに関わる仕事の紹介をしています。

  1. こんなに多い!情報システム担当者(IT)の仕事
  2. 情報システムの企画に伴う担当者の苦労(ITインフラとの違い)

今日はIT担当者が「業務プロセス」と関わる必要性をお伝えします。

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IT担当者はどのように業務を理解するのか?

前回、情報システム(例えば販売管理システム)は、業務を理解しなければ企画ができないとお伝えしました。

情報システムの企画に伴う担当者の苦労(ITインフラとの違い)情報システム担当者の仕事解説(第2回)。前回のITインフラに続き、今回は情報システムの企画についてです。情報システムを企画するには、業務の理解とすり合わせが必要になります。このとき経営者のIT理解が乏しいと、恐ろしい問題が起こりがちです。...

パソコンやネットワークなど、IT知識があれば何とかなるITインフラと異なり、情報システムでは業務の理解が必要です。

しかし、言うまでもなく、情報システム担当者(IT担当者)は、現場で働いているわけではありません。自分自身が体験していないことを理解しなければならないのです。

IT担当者は、以下の2点で業務を理解します。

  • 業務プロセス(業務の流れ。誰が、何を、どういう手順で行うのか)
  • データの流れ(どんなデータが、どのシステムで入力され、出力されるのか)
業務プロセス(ビジネスプロセス)とは何か?業務プロセスの見える化とか生産性向上とか、色々と言われています。AIだRPAだと騒がれている現実もありますが、まずは自社の業務プロセスに正面から向き合うことが、本当のスタートです。では、業務プロセスとは何なのでしょう?その特徴や忘れてはならないことをご紹介します。...

私がお客様の業務を理解するときにも、同じ視点でヒアリングします。
そして、ヒアリングした結果を共有すると、経営者に喜ばれることが多いです。

つまり、この業務プロセスの視点は、経営者にとっても参考になります
経営者も会社が成長するほどに、現場からの距離は遠くなりがちです。
その現場を理解するためには、IT担当者と同じような視点を持つと良いでしょう。

IT担当者は業務プロセスを理解する稀有な存在

IT担当者は現場で働いているわけではありません。
必要に迫られて業務プロセスの視点で理解しているのです。

  • 今度、新たに店舗を出すから、システムで対応して
  • 新商品を出すことになった
  • 来年、ある会社を吸収合併することになったんだけど

このような相談(というより決定事項)を聴くたびに、

  1. 業務プロセスをイメージしつつ
  2. 各業務でどんなデータが入力・出力されるのかを確認し
  3. 既存システムで対応できるのか?できないのか?を判断する

を必死に模索しているのです。
これって、すごいことだと思いませんか?

現場が感覚や暗黙知でやっていることを、冷静に分析して論理的に整理しているのですから。

「働き方改革をウチもやるから考えてみて」などと言う、もやっとし過ぎた指示を出すことが、どれだけ罪深いか、お分かり頂けるのではないでしょうか(笑)

こうやって、情報システム(IT)担当者は、何とか業務プロセスの視点を身に着けていきます。企業でITに関わる仕事として、以下の6つを挙げました。

こんなに多い!情報システム担当者(IT)の仕事情報システム担当者(IT担当者)の仕事は、非常に多岐に渡り、専門性も必要とされる仕事です。その全体像を把握しないまま、パソコンやスマホが得意そうな若手に丸投げしていませんか?中小企業の経営者に向けて、ITに関する仕事の全体像をご紹介します。...
  1. サポート・ヘルプデスク
  2. ITインフラの企画、構築、運用、保守
  3. 情報システムの企画、構築、運用、保守
  4. 業務プロセス改善
  5. 事業計画、商品・サービス企画
  6. その他

3つ目の情報システムの仕事をする上で、4つ目の業務プロセスの視点を身につけざるを得ないのですね。その結果、業務プロセス改善を行うことも、IT担当者には求められてしまうのです。(他に理解している人が少ないため)

まとめ
  • 現場の仕事を理解するために、IT担当者は業務プロセスの視点で理解する
  • どんなデータが、どのシステムで入力・出力されるのかを合わせて理解する
  • 論理的に業務を理解する稀有な存在である



【編集後記】
昨日は、腰痛再発以来、久しぶりにランニング(というより、ほぼウォーキング)を行いました。復活までには、もう少し時間が掛かりそうです。


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