日々の気づき

なぜカフェに会社員がたむろしているのか?

オフィス街のカフェ、実に会社員が多くいますよね。
私も移動の合間は、カフェで過ごすことが多いので、満席だと凹みます・・

カフェに会社員が多い理由は?

リモートワーク、モバイルワークが進んでいる結果であれば、実に良いことでしょう。

ただ私は、全く別の可能性を疑っているのです。
彼らの動きを良く見ていると、

  • 仕事をガシガシとやっている人
  • 単に暇つぶししている人

に分かれるからです。

前者はリモートワーク、モバイルワークが進んでいる結果なのでしょうが、後者は一体、何なのでしょう?私は営業組織の問題なのではないか、と疑っています。

「営業は足を使ってナンボ」の時代は終わっている

「営業は足を使ってナンボ」

古くからまことしやかに語られていることです。
いや、確かに昔は事実だったのでしょう。
圧倒的にモノが足りなかった時代。
お客様に会いに行けば、受注が取れた時代です。

しかし、今の世の中は違います。
少なくとも、面識もない人が、当てもなく訪問してきても、受付や守衛を突破できません。

提案をしたい担当者の存在すら分からないまま、足を使うことなどできないのです。
仮に担当らしき人に会えたとしても、皆、忙しい時代。
「押し売り・パンフレット営業」は嫌がられる時代になりました。

現場とマネージャが乖離している営業組織

押し売りに行っても嫌がられることは、現場の営業担当は分かりきっています。

にも関わらず、時代が変わったことを認識していない営業マネージャが、「とにかく外に行って、足を使って来い!」という。
「営業が営業時間中にオフィスに居るなんて馬鹿だ」と罵る。

お客様にも会えない。
しかし、オフィスに居ることもできない。
板ばさみにあって、どうにもならない。

とりあえずカフェに行こうか・・

ヒマそうにゲームをしている会社員は、こういう流れでカフェに大量発生しているのではないか?というのは、考え過ぎでしょうか。

さて、この話には続きがあるのですが、長くなってきたので、次回に続けます。

渋屋 隆一
プロフィール
マーケティングとITを駆使した「経営変革」「業務改善」を得意としています。コンサルティングや企業研修を通じて、中小企業の経営支援をしています。中小企業診断士。ドラッカーや人間学も学び中。趣味はトライアスロン・合気道。 詳細はこちらです。
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