2週間に1度、ドラッカーの読書会を行っています。
最初は『経営者の条件』、今は『エッセンシャル版 マネジメント』を題材にしているところです。
1人で読み通すのが大変なドラッカー。
読書会を通じて得られていることを整理してみました。
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本を持って参加するだけ
この読書会、参加条件のハードルを低くしています。
本を持って参加するだけ。
事前に読んでから参加しようとすると、ハードルが高くなりますよね。
そもそも1人で読めるなら、読書会も必要ないかもしれません。
本を買ったら(ページ指定することがあるので、紙の書籍をお勧めしていますが、電子書籍で参加されている方もいらっしゃいます)、あとは参加するだけです。
私が拙いながらも音読しますので、そこで最低限、1回は読めます。
また、あくまでも私の視点ですが、重要と感じたポイントを抜き出して、スライドを共有しています。
(スライドの例です)
気づきを共有することから学ぶ
ドラッカーを題材に読書会をすることのメリットは、他者との意見交換ではないでしょうか。
- 自分はどこが気になったのか?
- それは何故なのか?
- 分かりにくいと感じたところはどこか?
- 自分の仕事にどのように役立てるのか?
何らかの意見を出そうとすれば、私が音読している間に集中力を持って読むことができます。
また、ドラッカーはノウハウではなく、原理原則を述べています。
そのため、読む人の置かれた状況に応じて、様々な読み方・解釈ができます。
『経営者の条件』が書かれたのは1966年。
『マネジメント』は1974年。
まったく古さを感じさせないのが驚きですが、現代の置かれた状況で原理原則を当てはめようとすると、疑問が出てくるのは当然です。
他の方の解釈や気づきを知ること・意見交換することによって、理解を深めることができます。
原理原則は、そのままだと抽象度が高いです。
他者の具体的な意見を聞くことによって、理解が進むのだと思います。
読書会を主催する理由
私がこの読書会を主催するのは、
ドラッカーのような、原理原則をインストール
ことの重要性を痛感しているためです。
今の世の中は、ノウハウのような表面的な情報の洪水が凄まじいと感じています。
しかし、そんな一過性のノウハウよりも、本当に大事なのは自分の脳ミソや体験を踏まえて、原理原則を身に着けることだと考えています。
私自身、時間をかけて、そのような原理原則をインストールしたいです。
と同時に、そういう場をつくることで、他の方が原理原則に触れられる機会を提供したい。
『マネジメント』の次は『イノベーションと企業家精神』にするつもりです。
数を増やすというよりは、じっくりと身に着けていくことを目指しています。
読書会は、このコミュニティ活動の1つとして行っています。
- 読書会は原理原則を身に着けるために主催している
- 簡単に参加できるようにするため、事前課題は無し
- 他者との意見交換を通じて、抽象度の高い原理原則を身に着けていく
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【編集後記】
昨日はフルマラソンでした。
目標としていたサブ3.5を何とか達成しました。
これからもチャレンジを続けていきたいです。
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