プログラミング

プログラミングを学ぶメリットと注意点

少しずつプログラミングを学んでいます。
亀より遅い成長ですが、現時点で感じているプログラミングを学ぶメリットと注意点を挙げてみます。

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自分の業務に使うことで、時間を生み出す効果がある

言うまでもなく、プログラミングは自動化を進めるためのツールです。
今の自分の仕事を自動化させることで、時間を捻出する効果が得られます

今まで2時間掛かっていた仕事が、プログラミングを活用することで10分になるというような話は、良くあることです。毎週1回やっていた仕事なら、

2時間/週×52週間/年=104時間

近くを生み出すことになります。

このプログラムをつくるのに30時間かかったとしても、今後はずっと自動化の恩恵を受けることができます。

そうやって空いた時間を、さらに学習に投資すれば、もっと改善することができます。
生産性の高い人は、そうやって自分の時間を未来に投資していくのでしょう。

業務プロセス改善のスキルが身に着く

プログラミングを学ぶと、業務プロセス改善のスキルが身に着きます。

良いデータと悪いデータの区別がつく

社内に処理しやすいデータと、そうでないデータがあることに気付きます。例えばこのようにデータがきれいにまとまっていると、プログラミングで処理しやすくなります。

一方で、以下のような状態だと、処理が困難になります。

  • セルの結合がされている
  • 「2020/3/16」と「2020年3月16日」のように表記揺れがある
  • 「60%」と「60%」のように半角・全角が混じっている
  • 「%」が書式で設定されておらず、手打ちされている
  • 1つのセル内で改行されている
  • 1つのセル内に複数の要素が入っている

結果的に、社内でどうやってデータを生成し、収集し、処理するのか?という思考ができるようになります。これは正に、業務プロセス改善の重要な役割です。

業務プロセスの理解が深くなる

コードを書くつもりで業務プロセスを理解しようとすると、漫然と観察しているよりも、確実に深く理解できるようになります。

  • その業務は、どういうトリガー(キッカケ)で発生するのか?
  • その業務のアウトプットは何か?
  • 各プロセスでどのようなデータが生まれて、どう処理されていくのか?

こういうことをイメージしながら観察しますので。
最終的にコードを書かなかったとしても、業務プロセスを深く理解し、改善案を生み出すスキルが身に着きます

コンピューター・システムの理解が進む

昔に比べて、最近のプログラミング言語は、コンピューターの知識が少なくても、扱えるようになっています。

それでも、プログラミングがコンピュータを操作するものである以上、随所にコンピュータやシステムのことを理解する必要が出てきます。例えば、私が学んでいるGAS(Google Apps Script)では、

「スプレッドシートで利用者が操作をすると、裏でこういうオブジェクトが生成されているのね」

なんてことが。
コードを書かなければ想像できなかったことが、少しずつ想像できるようになっていきます。他にも「メモリを消費するとは?」「速い処理と遅い処理の差は?」など、考えていくことになります。

結果的にコンピュータやシステム、あるいはネットワークなどに、ほんの少しだけ詳しくなれます

学んだ言語・ツールに意識が引っ張られやすい

続いてデメリットです。

何らかのプログラミング言語を学ぶと、それを積極的に使いたくなります。
学習の上ではそれで良いのですが、視野が狭くなってしまうリスクを知っておくべきです。

ツールの機能を知らない悲劇とその対策標準機能を知らないことによって起こる悲劇。無駄なコードが増えていくことです。プログラミングスキルがある人ほどハマりやすい罠だと感じています。この記事では標準機能最優先の法則から、標準機能を知るために行いたいことをご紹介します。...

これは本職のプログラマー・エンジニアにも多いのですが、普通にエクセルでできることを、わざわざコードを書いて解決しようとすることがあります。これはNGです。

一般の中小企業にとって、最も貴重なのは人的リソースです。
コードが増えれば増えるほど、それを運用することが求められますので、無駄にコードを増やしてはなりません。

プログラミングに限らず、私たちは学んだことを使いたくなってしまいます。
中小企業診断士を取得したばかりの人が、SWOT分析をやりたがるのも同様かと。

この注意点さえ気をつければ、プログラミングを学ぶことは、全てのビジネスパーソンにお勧めしたいことです。本職のエンジニアでなければ、個人的にはGASをお勧めしたいです。ただ、G Suiteを業務で全く使っていない場合は、VBAがハードルが低めで良いと思います。

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まとめ
  • プログラミングを学ぶメリットは、時間が生まれる
  • 業務プロセス改善スキルが上がる
  • コンピュータやシステムに詳しくなる
  • ただし、視野が狭くなるリスクは認識しておくべき



【編集後記】
今日は私用で実家へ。
たまに帰るとガッツリとご飯が出てきます。
満腹に食べるのも、親孝行の1つですね。


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渋屋 隆一
プロフィール
マーケティングとIT、そしてデータを使った「売れ続ける仕組みづくり」「業務改善」が得意。コンサルティングや研修・セミナーで中小企業の経営支援をしています。元IT企業でエンジニア→マーケティング。中小企業診断士。
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