自社商品を持つことが、業界問わずに求められています。
顧客企業のために部品や労働力を提供するのではなく、自社が独自に顧客と関係性を築いていくこと。
それが企業としての生命線であることに、多くの企業が気付いているからです。
ただ、自社商品を持つためには「マーケティング」が必須です。
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作れるか?と同時に売れるか?をチェック
どんなに良い商品であっても、売れなければ意味がありません。
ただ、「良い商品であれば売れる」というのは誤解です。
新規顧客を獲得するには、お客様に知ってもらい・興味を持ってもらうための「売り方・見せ方・伝え方」が必要です。
良い商品を買ってくれたお客様からリピートや口コミを誘発するにも、お客様がそうしたくなるような仕組みが要ります。
したがって新商品を企画する段階で
- それを自分達で作れるか?(あるいは作ってもらえるか?)だけでなく、
- それを自分達で売れるか?
をチェックしなければなりません。
代理店依存ではブランドは育たない
自社商品を持つうえで、パートナー企業などにつくってもらうことは問題ありません。
一方で「売ること」を誰かに任せることは賢明ではありません。
マーケティングや営業が苦手で、つくることだけが得意な会社の場合、「パートナー(代理店)に売ってもらおう」と逃げてしまうシーンを見かけます。
しかし、自分達で直接売らなければ、ブランドが育ちません。
お金を払って利用されるお客様から、直接フィードバックを頂かないと、商品・サービスの改善ができないからです。
自社商品を育てるのであれば、何としても自社で顧客と関係構築する力を身に着けなければならないのです。
デジタルマーケティングは避けられない
昨今、マーケティングを行う上でデジタル活用は必須です。
密を避けなければならないことからも、オンラインの有効性が認められたことからも、旧来型のアナログな手法だけで顧客獲得するのは困難です。
デジタルマーケティングを行う上で、母艦となるのは Web(ホームページ)です。
- ランディングページ(商品・サービスの紹介ページ)をつくる
- ホワイトペーパー(参考になる資料)をダウンロードしてもらう
- 問い合わせフォームを設ける
- ブログ記事を積み重ねる
すべて、土台となるのが Web(ホームページ)だからです。
デジタルマーケティングというと、ややこしいことが多いように感じられると思います。
そういう面があるのは否まないですが、スモールビジネスにおいては、まずはしっかりと Web(ホームページ)を運用することが優先です。
実際、ホームページがまともに機能していないケースは多いです。
また、経営者に聴いても、自社ホームページにどれだけアクセスがあるのかも知らない(=興味がない)ことがほとんどです。
したがって、まずは Web(ホームページ)を運用しましょう。
その上で個別施策を行って経験を積みながら、全体俯瞰できるように(=施策がバラバラにならないように)マーケティング全体を身に着けていくのが良いでしょう。
- 自社商品を持ちたいなら、自社で売れるようにすることが必須
- 自社で売れるようにするためには、マーケティングスキルが必須
- まずは自社の Web(ホームページ)をきちんと運用すること
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【編集後記】
今日は顧客データを分析して、優良顧客を増やそうとされている企業の支援でした。
このお客様は Excel スキルが高いので、お伝えしたことを次々と実装していきます。
やはり基本スキルが高いと、動きが速いです。
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