今年の3月末で、公的機関の定常的な業務をやめました。
現在、公的な仕事はスポットでたまに行っている程度です。
そんな矢先に新型コロナが発生し、予定していた企業研修が軒並み中止・延期になり、売上が下がりました。
事業をしっかりと継続させるためにも、固定費を確認しました。
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月額の固定費はいくらか?
固定費とは、何もせずとも毎月発生する費用です。
店舗を構えていれば家賃が、人を雇っていれば給料や社保が発生します。
固定費が高いと、売上が落ちたときに一気にダメージを負ってしまいます。
リスクが高い現在の社会においては、いつでも固定費を下げられるように、変動費化しておくことが求められます。(言うほど簡単ではないと思いますが)
日頃から固定費をチェックして、極小化しておくことが、生きのびるために必要です。
事業の固定費
私の場合は身軽なひとり事業者です。
事業の固定費を改めて確認したところ、月額 64,000円程度でした。
その内訳は、追ってご紹介します。
プライベートの固定費
一方、個人として見ると、プライベートの固定費も重要です。
自分が生きていくために、最低限、どれだけの収入が必要なのかを見定めるためです。
私の場合は、ザックリ以下のような固定費が掛かっています。
健康保険 / 年金 / 税金 / 住宅ローン / マンション管理費・修繕積立金 / 保険 / 水道光熱費 / 電話代 / NHK / 子供の教育費 / フィットネスクラブ・合気道 / 定期預金 / 積立投資 etc
合計すると、なかなかの金額が掛かっています。
子供の成長とともに、教育費が大きくなってきました。
定期預金と積立投資が含まれているので、いざというときは、この2つを止める予定です。
後述する事業と同じく、プライベートでも無駄な固定費は削減していきます。
無駄な固定費を削減する
ここからは事業としての固定費についてです。
利益を確保するためには、無駄な固定費は削減しなければなりません。
何が無駄か?はときによって変化していくものですから、定期的なチェックが欠かせません。
レンタルオフィス(月額 10,455円)
新型コロナの前は、移動の合間に良く通っていました。
東京・神奈川に複数ありますので。
お客様に来訪いただいて、コンサルティングやミーティングで活用していました。
また、セミナーを主催するときは、ここのセミナールームを安価に借りれるのも嬉しい点でした。
しかし、今や名刺に書いている住所の役割しか果たしていません。
ビジネスのオンライン化が進むことで、今後は初対面の方に名刺を渡すシーンが減っていくでしょう。(もう名刺印刷したくないですし)
- 住所だけのために、この金額を払い続けるのか?
- そもそも移動がどれだけ戻るのか?
もう少しだけ動きを見て、解約するかどうか、判断します。
情報(月額:10,607円)
知識を活かす仕事ですから、情報は命綱です。
すぐに仕事に活かせるものから、一般的な情報まで含んでいます。
- IT系雑誌:日経コンピュータ
- IT系Web情報:日経クロステック、LiBRA
- 新聞:日本経済新聞
- 定期購読誌:致知
- Kindle Unlimited
IT系の情報源についてはこちらの記事で紹介しています。
紙の新聞をいつまで読むか?と以前から思ってはいるのですが、家族で読んでいるので。
また、リビングで食事やストレッチしながらでも読めるので、おそらく電子化するよりは、紙のままの方が、結果的に読むでしょう。
むしろ日経クロステックの利用頻度が落ちてきているので、削るならここからです。
Kindle Unlimitedも、読んだり・読まなかったりを繰り返しています。
以前、一度解約したのですが、読みたい本が増えたことで、少し前に再契約しました。
ネット・ITツール(月額 23,229円)
仕事する上で、ネット環境やITツールは不可欠です。
パソコン・スマートフォンは欲しくなったとき(必要なとき)に買うので、固定費には含んでいません。
- モバイル:IIJmio
- 本ブログのレンタルサーバー、独自ドメイン:さくらインターネット
- Zoho One
- Microsoft 365
- Box
- Zoom
などです。
クラウドストレージは Dropbox を長年利用してきましたが、試験的に Box に移行しました。この次は G Suite(に含まれる Googleドライブ)に移行する予定です。
できれば Microsoft 365も無くせないかな、と。
インストールするソフトウェアを減らしたいのです。(管理の手間が掛かるので)
経験・学びへの投資(月額:19,607円)
常に変動が大きいのが、この項目です。
知識・経験が商売の根幹ですから、アンテナを張って、より良いものを探し続けています。
そのため、色んなものに入ったり出たりを繰り返しています。
今は定常的に支払いが発生するものは、5つです。
そのうち1つは次の年会費更新のタイミングでは、更新しないことを決めています。
また経験・学びに関しては、固定費よりも、単発で掛かるものが多いです。
先週も、ある学びの場へ申し込んだばかりです(10数万円)。
どれだけの売上・利益が必要か?
少なくとも固定費を上回る売上が得られなければ、利益は生まれません。
実際には変動費(都度発生するコスト)もありますから、その分も必要です。
また、私の場合はいつでも経験・学びに投資できるようにしたいと考えています。
書籍は躊躇せずに買いたいですし、実際に買っています。
本は最も投資対効果が高いので。
またコンサルティングやセミナー、イベントなども活用したいです。
ITツールも必要なものは、すぐ利用します。
その辺を考慮して、利益として30万円くらいを毎月確保することを、1つの目安にしています。
正解はありませんが、1つの目安としていただけたらと思います。
- 固定費(事業もプライベートも)を洗い出す
- リスクの高い時代には、固定費は極小を目指す
- 必要な利益額を設定して、売上目標を決める
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【編集後記】
近所のフィットネスクラブが営業再開しました。
妻と息子は、早速泳ぎに行ってきたようです。
私もトレーニングにスイムを取り込んでいきます。
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