私は中小企業の経営支援だけでなく、個人の独立支援も行っています。具体的な内容は
- 商品・サービス企画
- 事業計画
- 情報発信(Webマーケティング)
- IT活用
などが中心です。改めて、私がなぜこの事業を行っているのか?を考えてみました。
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5年前の自分が欲しかったサービスを提供したい
1つ目の理由は、独立を目指していた頃の自分が欲しかったサービスを提供したいからです。
私は独立をしたいと考えてから実際にするまで、2年半近くの時間が掛かりました。必要な試行錯誤の時間だったのかもしれませんが、もっと短縮したいと当時は考えていました。
世の中には起業セミナーなどが溢れていますが、私が本当に欲しいセミナーや場は、さほど多くありませんでした。単に見つけられなかっただけかもしれませんが、見つけられなければ、当時の私にとっては存在しないのと一緒です。
今、副業を推進する流れがあり、ますますそのような場が必要になっています。人材の流動性も確実に高まっていくでしょう。そんなときに2年半かけられない人が増えていくはずです。
当時の自分が何に困っていたのか?何が欲しかったのは分かります。と同時に、当時の自分が気付いていなかったけど、実は必要だったものも分かります。だから5年前の自分に向けてサービスを企画しているのです。(実際には、お客様から頂いた声も反映しています)
余談ですが、お客様の声や真意は、なかなか分かりません。自分が顧客になってしまうのが、一番簡単に理解できます。事業を営む上でのリスクも少ないのです。
一緒に助け合える仲間が欲しい
2つ目の理由は、支援できる企業数の限界です。1人で行えることには限界があります。私がどれだけ努力したところで、直接支援できる企業は、せいぜい同時に10社程度です。
もっと多く支援するやり方があるのかもしれませんが、同時に色んなことを考えられない私の場合は、10社くらいで脳内メモリがいっぱいになってしまうのです。
(図は6社です)
しかし、支援を必要としている中小企業は、まだまだたくさんあります。私自身、自分のコピーロボットが欲しくなることが多いですが、現実、そういうわけにもいきません。だからこそ、独立して活躍できる仲間が必要なのです。
もし6社を支援できる仲間が7人(自分を入れて8人)いたら、48社を支援することができます。数が増えるほどに、お客様に他のお客様を紹介することも増えていくでしょう。
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助け合い、強みを活かす
理由はもう1つあります。量的な限界ではなく、質の限界です。
例えば、私が支援できるのは、基本的にマーケティングやIT周りが中心です。
仮に事業承継の相談を受けたとして、マーケティング周りは支援できても、相続などの法的なところは対応できません。新規サービスの立ち上げは支援できますが、利用規約をつくりこむことは、やはり私には対応できません。資金調達も支援することはできません。補助金や助成金の申請支援も、基本的にはやりません。できないことだらけなのです。
つまり、経営者が抱える課題すべてには、1人では到底対応できないのです。だから各分野の専門家とつながりたいと思っています。しかし、スキルを持っていても独立できない人が数多くいるのが現実です。そういう方々に独立してもらうことで、お互いのためにもお客様のためにもなると考えています。
人間として信頼できる方と、このような交流ができるプラットフォームがあると嬉しいと考えています。私がそのプラットフォームを牛耳るつもりは毛頭なく、お客様にとっても自分たちにとっても、より良い場がつくれたら、と。
組織から個人へ、主体がシフトしているのは間違いありません。士業やエンジニアなど、専門性を持っている方の独立を引き続き、支援していきます。
- 私は個人の独立支援をしているのは、過去の自分のニーズを満たすため
- 数が足りない経営支援者を増やすため
- 足らないスキルをお互いにフォローしあえるプラットフォームが欲しいため
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