「本当のホームページ(Web)って効果あるんですか?」と質問を頂いたので回答します。やるべきことをやれば、効果は出ます。
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ホームページ・Webに何を期待しているのか?
質問された方の文脈を汲み取ると「本当にホームページをつくっただけで新規顧客からの問い合わせが来るのでしょうか?」という質問に感じました。だとすると、答えは「ノー」です。
ホームページをつくった「だけ」で新規顧客がガンガン獲得できるなら、世の中の会社は皆、既に手を出していますよね。でも、何年も更新されていない・Flashなどの古い技術を使ったページが散見されるのが実態です。「だけ」じゃ何も起きません。
この質問を正しく問い直すと、そもそも「ホームページ(Web)に何を期待しているのか?」を明確にしているかが大切です。
- リアルに出会った人に対して、会社の名刺としてのホームページを持っておきたい
- 潜在顧客にリーチして、新たな顧客を獲得するキッカケとしたい
- Webで商品を販売することまで行いたい
- 既存顧客に対するフォローとして顧客用のホームページをつくりたい
これらの目的によって、やるべきことは大きく異なります。つまりかかる手間もお金も変わります。
目的ごとの手間・コストの差
例えば1番目は、かなり手軽に実現できます。
私が支援して作成した場合だと、多くの場合が1ヶ月以内・10万円以内で出来ました。
2番目が一般的に考えられるホームページのイメージでしょう。しかしつくっただけで何もしなければ、潜在顧客にリーチすることも、新規顧客を獲得することもできません。つくることよりも、しっかりと運用していくことが大切です。つまり自社の努力が求められます。
3番目は自社でECサイトを構築するのか?ECサイトのプラットフォームを活用するか?によって、時間・コストはかなり変わります。
4番目の既存顧客のフォローも、どのようにして会員サイトのようなものを立ち上げるのか?個々の顧客ごとに提示する情報を変えるのか?一律で同じ情報を提示するのか?によって、大きく変わります。
何れにしても、ホームページに何を期待するのか?顧客に何を提供するのか?
そういう経営的な視点こそが、最も重要です。
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目的に応じて、やるべきことをやれば効果は出る
結論ですが、どのような目的で行うにせよ、その目的に応じたことをちゃんとやれば、効果を得ることはできます。繰り返しですが、大事なことは目的を明確にすることです。聴いてみると、目的が不明確なまま運用していることが多いのです。
ちなみに、当然のことながら、やる前に確認は必要です。
例えば顧客が高齢者でパソコンもスマホも触らない場合には、どんな目的でホームページを立ち上げたところで閑古鳥が鳴くでしょう。
顧客に価値を提供する手段としてホームページ・Webがあります。
ですから顧客にマッチした手段なのか?は前もって確認が必要なのです。
その確認がOKなのであれば、あとは目的に応じてやるべきことをやるのみです。
1番目のケースなら、基本的なホームページを作成し、たまに更新すれば十分です。難しいことはありません。
2番目以降のケースだと、継続的な運用が必要になります。ご自身のことを考えていただくと分かると思いますが、今まで知らなかった会社に連絡するまでには、ちょっとした覚悟が必要になります。「本当にこの会社、大丈夫かな?」を払拭しなければなりません。
- 潜在顧客に信用してもらうだけのノウハウや経験・実績を提供する
- より深い情報をホワイトペーパーで提供する
- 問い合わせしやすいフォームを用意する
等が必要でしょう。こういうことをキッチリやっている会社には、確実に顧客からの問い合わせが入るようになっていきます。運用を回せるようになるまでは苦労が伴いますが、それを乗り越えたからこそ得られる果実です。
大切なことはホームページ会社に丸投げするのではなく、自社でやることをやるように体制を組むことです。
なお、3番目・4番目については、より専門性が高くなるので省きます。
- ホームページ・Webをつくる前に目的を明確にする
- その目的に応じて正しく運用すれば、効果は得られる
- 自社でやるべきことをやれる体制づくりが大切
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