講師・講演レポート

独立・起業の実践塾「礎」、全8回を終了しました

今年3月より実施してきました、独立・起業の実践塾「礎(いしずえ)」。
先週末で全8回のセミナー・ワークを終了しました。
10月いっぱいまで、オンラインでのサポートが続きますが、一区切りではありますのでレポートを。

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「礎」でつくり上げたかったモノ

日頃、企業の支援を中心に行っている私が、なぜ個人の独立・起業を支援するのか?
「礎」を始める前に、かなり悩みました。

安易に独立を勧めるようなことはしたくありません。
その大変さもリスクも、それなりに感じてきました。

ただ、何らかのテーマがないと意味がありませんので、「自分の事業を立ち上げる」ことをテーマとして「独立・起業の実践塾」という枕詞をつけました。

なお「塾」とは銘打っていますが、私が一方的に教えるというスタンスは一切取っていません。
私の経験は事実としてお伝えしつつ、それを正解として伝えることは徹底して避けました。

正解はその人の置かれた状況によって変わりますし、自ら選んでいくことでもあります。
ですので私がお伝えしたネタをどう料理するか?は、あくまでも参加者の皆様にお任せしました。

(礎、第1回のワーク時。当時、すぐにオンライン化を求められるとは、思ってもいませんでした・・)

私が「礎」を通じてつくりたかったモノは、以下の2つです。

副業時代の自分に向けたコンテンツ

私が独立を目指し始めた頃、それを学べる場は、恐ろしいほどありませんでした。
確かに起業塾など、星の数ほどあるのですが、実践的でない・講師を神聖化し過ぎるなど、問題を感じていました。

その中に、ためになるものがあったのは確かですが、少なくとも私にとって「必要十分」ではありませんでした。
そのため、当時の私が欲しいと感じるコンテンツをまとめたいと思ったのです。

もちろん現代の事情を加味したり、自分の経験を加えるなど、バージョンアップすることが前提です。
単に「自分(渋屋)はこうやってきた」とか、精神論を押し付けるようなことはしない。
あくまでも実践的であること。

その上で、ビジネスの本質を突くことについては、脳ミソをフル回転してもらいます。
例えば、後述するように自分のプロフィールやサービスメニューを考えたりすることです。
手を動かすことも必要になります。
座学ではなく、「実践塾」と銘打ったのは、そういう背景でした。

仲間同士が応援しあえる場

副業にせよ、独立後のフリーランスにせよ、私たちは「ひとり」を感じがちです。
私は一人で過ごすことが好きなタイプではありますが、それでもフリーランスとして孤独感を感じたことが何度もあります。

組織に属していないため、自分から情報を取りに行かなければ、社会の変化から置いていかれます。
上司もいないので、怠けようと思えば、どこまでも怠けてしまいます。

そんな現実に立ち向かうために必要だと感じているのが、「仲間同士が応援しあえる場」です。
相談に乗ってもらったり、単に話を聴いてもらったり。
他の方が頑張る姿を見るだけで、刺激をいただけることもあります。

ひとりというデメリットを打ち消して、むしろ強みを引き出すような場が欲しい。
それをこの「礎」や「継続コミュニティ」でつくろうとしてきました。

「礎」のコンテンツ

「礎」では、1ヶ月ごとに1つのテーマで進めてきました。

  1. プロフィールづくり(3月)
  2. サービスメニューづくり(4月)
  3. カリキュラム、コンテンツの活用(5月)
  4. Web/ブログの運用(6月)
  5. セミナーを主催する(7月)
  6. セミナーに登壇する(8月)
  7. コンサルティングメソッド(9月)
  8. ITツール活用(10月)

全て前半はセミナーを行い、後半はワークを行いました。
1回につき5時間でしたが、毎回、あっという間に時間が経ちました。

事業をする上でのベースとなるのは、最初の3回です。

自分は何をしたいのか?何者として憶えられたいのか?どこへ向かいたいのか?

事業をやる上で、自分という軸は絶対に必要になります。
それにフリーランスという社会的に不安定な存在に対して、仕事を依頼するお客様も不安を覚えます。
そういう不安を少しでも払拭していただくためには、プロフィール・サービスメニューは必須です。

そんなこともあり、特に最初の3回は力を入れましたし、次回までの課題も出しました。
おそらく参加された方々は、結構きつかったのではないか?と思います。

6月以降、Web・セミナーなどの実践に移りましたが、困ったときには最初の3回に戻って再考していただく、ということを繰り返しました。
例えば、8月はセミナー講師としてのプレゼンテーション実践会を行いましたが、そのコンテンツがブレている場合、基本となるプロフィール・サービスメニューなどに戻るのです。

おそらく、これからも最初の3回に立ち戻ることがあるでしょう。
(私もたびたび、立ち戻っています)

今後の予定

最終回の帰り際、参加者のおひとりから「第2期はやらないのですか?」と嬉しい質問を頂きました。

今のところ、まだ予定は考えていません。
もしやるのであれば、より良いモノにしたいと考えています。

そのためにも、まずは今回参加者の声をしっかりと聴くこと。
聴くだけでなく、どのような変化が生まれたのかを観察すること。
それによって、何を提供できて・できなかったのか?を、まずは把握したいです。

全8回を通じて、少なくとも参加者同士が気軽に質問したり、応援しあえる場はつくれたと感じています。
もし第2期をやるのであれば、第1期の参加者にも(希望があれば)参加して頂き、よりインタラクティブな場にしたいです。
これは「継続コミュニティ」にも言えることです。

というわけで、今後の予定は未定です。
少なくとも年内に第2期を始めることはありません。

新型コロナ対応で、初回と最終回以外はオンラインで実施。
急な変更に対応して下さった参加者の皆様にお礼申し上げます。
また、引き続きよろしくお願いいたします!

まとめ
  • 全8回の独立・起業の実践塾「礎(いしずえ)」が終わりました
  • かつての自分が欲しかったコンテンツはつくれた
  • 参加者同士が応援しあえる場になったのが何より



【編集後記】
第2回以降、ずっとオンラインで開催しましたが、最終回は横浜に集まりました。
その後、一部の方々と懇親会へ。
参加者それぞれが、自分のビジネスを見直したり、一歩前に進んでいたりして、感慨深いものがありました。


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渋屋 隆一
プロフィール
マーケティングとIT、そしてデータを使った「売れ続ける仕組みづくり」「業務改善」が得意。コンサルティングや研修・セミナーで中小企業の経営支援をしています。元IT企業でエンジニア→マーケティング。中小企業診断士。
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