突然ですが、プログラミングに挑戦しようかと思います。
私が最初にプログラミングに苦手意識を持ったのは、大学1年生のとき。半角と全角を間違えて入力するだけでエラーを出す。そういう細かな作業が苦手な私。(性格、細かく見られがちですが、ざっくりなんです)
「単位が取れれば良いや・・」と課題は友人に丸投げ。それ以来、IT業界にエンジニアとして入ってからも、何度かチャレンジしつつ、必要に迫られる仕事もなかったので、毎回、挫折してきました。
そんな20年以上の、もはや身体の一部にすらなっている苦手意識がありつつ、もう1回、プログラミングに手を出してみようと思います。普段は何かに取り組んだ結果を本ブログではご紹介していますが、今回は自らを衆人環視の環境に置くために、敢えて取り組む前に宣言してみます(笑)
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私が今更プログラミングを学ぶ理由
ITエンジニアを離れて、既に10年近く経っている私が、なぜプログラミングを学ぶのでしょうか?プログラミングの学習が必修になるとかもありますが、本筋ではありません。
理由は、これからあらゆるビジネスがデジタル化していくからです。小売店のビジネスは、Amazonの登場で一気にデジタル化が進みました。日本ではまだまだですが、アメリカのタクシー業界はUberの登場で破壊されました。
同じようなことが、あらゆる業界で起きていきます。大企業のみならず、スモールビジネスにおいても、次々とデジタル化が進みます。むしろ、規模の大小に関わらず、先にデジタル化をしたものが生き残り、そうでない企業は滅んでいくでしょう。
経済産業省は今年の9月、「DXレポート」を発表しました。このレポートでは、なかなかデジタル・トランスフォーメーション(DX)できない日本の現状を危惧したものになっています。
私が日頃支援している中小企業では、DXという言葉すら、滅多に出てこないのが現状です。というより、聞いたことがありません。ただ、人手が不足していたり、面倒な業務で疲弊していたり、ITの必要性は多くの企業が感じています。
これから大切になるのは、ITの専門家だけでなく、事業を営む人が、事業とITを融合させていくことです。つまりプログラミングを本業としないノンプログラマーが、より多く求められているのではないでしょうか。
そんな世の中で、経営支援をする私が、全くプログラミングの知識・経験がないのは厳しい。専門家と経営・現場をつなぐためにも、今こそ経験しておくべきだと考えたのです。こちらの記事にも書きましたが、これからはITに疎い人は、経営支援をするのは厳しいと考えています。業種・業界に関わらず、ITと関係のないことなどなくなっていくからです。
https://biz-it-base.com/?p=8583
私が目指す「ノンプログラマー像」
さて、ゼロからプログラミングを学び始める私ですが、「コードを書かないプログラマー」を目指そうと思っています。「痛くない頭痛」、「走らないランニング」くらいに??な感じですが、矛盾していないので安心して下さい。
上述の通り、私の目的はビジネスのデジタル化の流れに乗ることです。事業とITを融合させて、新しいビジネスをつくる応援をしていきます。ですから、プログラミング(コードを書くこと)は目的ではありません。
既に世の中に存在する良いソフトウェアがあれば、それを使います。そして、できる限り標準機能を使います。
CRMの導入支援をしていても思いますが、「うちの業界・会社は特別だから」みたいな理由で安易に独自のレコードを追加するような組織ほど、活用段階で失敗します。同様に、Excelの標準機能でできることを、わざわざVBAでやることに意味はありません。
コードは書けば書くほど、メンテナンス対象が増えていくことになりますから、少ないほど良いのです。
ですから私は、できる限り世の中の便利なツール(ソフトウェア)を知り、それらを活用することを前提にしたいと思います。多少のお金が掛かっても
- コードを書くための時間コスト
- コードを維持・管理するためのコスト
を考えると、既存のツールを使えるなら、その方がプラスになるからです。
ここまでは、今までのポリシーとなんら変わりません。
ただ、便利なツール同士を組み合わせて使いたいことがあります。Aというツールの状態が変わったら、Bというアクションを起こす、というように。そんなときは、IFTTTやZapierのようなFlow系のツールや、RPAの利用を考えます。
それでも対応できなそうなときに、初めてコードを書くつもりです。もちろん、学ぶ過程においては、積極的にコードを書いていきたいです。書かなければ、体験できないことも多いでしょうし。
で、何を学ぶのか?言語は?目的は?
プログラミングと一言で言っても、様々な言語があります。何をするために、どんな言語を学ぶのか?ですが、何も決まっていません(笑)
最終的に自分で何かをつくれるようになるのか?
それともプログラミング的な思考法、概念だけを身に着けて終わるのか?
それも決まっていません。
「面白そうだから、やってみよう」だけです。
過去、何度か挫折していますが、開発環境も大きく変わっているはずです。テクノロジーの進化を楽しみ、新しい経験を楽しみたいと思います。AIを使ってみたいと思うかもしれませんし、自分で簡易的なWebサービスやスマホアプリをつくりたくなるかもしれません。
既に学ぶための環境(学ぶ場所)は決めつつあります。
あるグループにも入りました。
(挫折して迷惑かけるといけないので、まだ極秘に・・笑)
本も買いました。
繰り返しですが、失敗を恐れず、まずは手を出してみようと思います。
(後日追記)Google Apps Script(GAS)を学ぶことにしました。
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