経営

業界・業種に関わらない、企業経営の全体像

経営者にとって、自社がやっている経営は、ある程度の理解をしているでしょう。ただ、他業界のことを理解したり、抽象度を上げて考えるときには、基本として企業経営の全体像を理解しておくことが大切です。改めて企業経営とは何か?を見てみましょう。

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企業経営の全体像

世の中には様々な企業があります。業種・業態によって行っていることも実に様々です。ただ、以下のことは共通しています。

  1. 市場から何か(情報・人材・モノ・お金など)を仕入れる
  2. 仕入れたものを活かして付加価値を生む
  3. その付加価値を求めている市場に対して提供し、利益を得る

製造業は、人材と生産設備、そして材料を市場から調達します。
人材と設備を活かして、材料を加工し、取引先や消費者に提供することで利益を得ます。

飲食店では、材料となる食材を買ってきて調理します。調理するのは教育された人材です。
消費者に食事を提供することで利益を得ています。

同じ食材を調達するのでも、スーパーマーケットで生み出す付加価値は異なります。大量に調達した食材を家庭で調理しやすいサイズに小分けにしたり、パッケージングすることで、価値を生み出しています。

銀行などの金融業は、市場からお金を調達し、融資などのサービスを通じて利益を得ています。情報サービス業は、社会の情報を価値ある形にまとめて提供することで、利益を得ています。

このように、様々な商売があるものの「仕入れて・付加価値をつけて・提供する」という点は共通しています。なお、利益を得ることは、事業継続の必須条件であり、十分条件ではありません。

なぜ売上や利益が必要なのか(利益は目的ではなく血液のようなもの)企業経営における利益とは何でしょうか?利益は目的ではなく、事業を継続し、投資するための必要条件に過ぎません。その先のビジョンがなければ、事業の目的を見失ってしまい、ゲームの高得点を狙うように、利益を得ることが目的になってしまいます。そうならないために経営者に必要なマインドをお伝えします。...

企業を取り巻く環境

このように、何かを市場から仕入れて、市場に対して提供する以上、企業はそれ単体では存在することができません。

企業だけでなく、政府やNPOなども含めたマネジメントの本質を突いたのがドラッカーでした。ドラッカーは著書が多くて、読み解くのも大変です。ただ、その前提になっているのが上図であることを知っておくと、読むのが少しは楽になります。例えば、ここは社会と組織の関係を述べているな。こっちは組織と個人の関係だな、と読み解けるようになるのです。

組織(企業など)は、社会との接点なしに存在することはできません。また組織には、そこで働く人が存在します。社会との関係性、個人との関係性を常に考えること。その上で、人材・材料・お金・情報のようなリソースを、どのように活かすのかを考えること。

これが企業経営の全体像であり、マネジメントの基本です。

まとめ
  • 企業は、情報・人材・材料・お金などを市場から調達する
  • 何らかの付加価値を生み出し、それを市場に提供することで利益を得る
  • 社会ー組織(企業)ー個人の関係を常に考えることが必要

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