色んな会社を訪問し、コンサルティングをする中で、社長と社員の間のコミュニケーションに疑問を抱くことがあります。
初回の今回は、コミュニケーションと言うより、社長の姿勢そのものが組織に与えるインパクトについてです。
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社長、自信を持ちましょう!
定期的にコンサルティングをさせていただいている、ある会社。
随所に現れる社長の言葉が気になります。先日は、
「こんな小さな会社なので・・すみません。。」
この言葉、私が聴く分には良いのですが(フリーランスの私の方が、より極小の存在なのですが。。)、一緒にいる社員はどう感じているのでしょうか?
それが気になって仕方ありません。
社員が一緒にいる場なので言葉にはできないのですが、毎回、「社長、自信を持ちましょう!」と言いたくなります。
もはや、小ささは問題どころか利点ですらある
会社規模の大小は、かつてに比べれば大した問題ではなくなりました。
昔は大企業が上で、中小零細企業が下だったかもしれません。
最近は、多くの大企業が苦しみ、凋落する一方で、時代の変化に合わせて元気で小さな会社が登場しています。
組織が大きくなり過ぎて重荷になるよりも、フットワーク軽く元気な極小企業を目指す方が良いのではないでしょうか。(私がひとりビジネスをしている理由の1つです)
「会社は大きくなければいけない」
「会社は成長させ続けなければならない」
全て誰かが決めたわけでもない、ただ一般常識的に捉えられているものです。
でもすでに書いてきた通り、私はこの価値観自体に疑問を持っています。
小さな会社はそのメリットを活かして、より良い会社作りをすれば良いのではないでしょうか?大企業の真似事をする必要はありませんし、むしろしない方が良いのです。
コミュニケーションの基本は相手の立場に立つことから
少し話が脇道にそれましたが、私がこの件で気になっているのは、
社長が社員の立場に立てていないことです。
私が社員だったら、自分の会社を卑下する社長に着いていきたいとは思いません。
自分の親や家族を悪く言う人とも、一緒にいたくありません。それと同じです。
今はどんなにつらい状況であったとしても、会社に誇りを持って経営して欲しい。
社員だったら、自社に誇りを持ち、より良い(大きくではなく)会社にしていこうとする
社長に着いていきたいと思うでしょう。
これから色々な社長と社員のコミュニケーションについて、時折書いていこうと思っています。その前段階として、そもそも社長が社員の立場に立っていないことが気になり、記事にしてみました。(社員はなかなか社長の立場を想像できないので、社長が社員の立場に立つ必要があるのです)
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