先週、東京都中小企業振興公社様にて、顧客データ活用セミナーに登壇しました。
昨年に引き続き2度目の登壇です。
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データ活用はどこから手をつければ良いのか?
昨年は「先進事例を中心に面白く!」というご依頼でしたが、今年は「中小企業がまず、どこから手をつければ良いのか?」と足元を固めるご依頼でした。
- 世界の先進事例やマクロな経済環境(世の中はどうなっているのか?)
- 中小企業の事例(参加者と同じような企業では、何が行われているのか?)
- まずどこから手をつければ良いのか?
という流れで進めました。
今回は完全オンラインのセミナーなので、参加者の方々が飽きないように。
(リアルセミナーよりも、集中力が続きにくいのです)
どこから手をつけるか?の前に、自社の現状を確認いただくためにチェックリストをやって頂きました。
終わった方から、チャットに何点だったか?を投稿いただきました。
10点台前半の方が多かったようです。
さすがにこのテーマのセミナーに参加される参加者ですから、他の一般のセミナーで行ったときよりも点数は高めでした。
データは最も貴重な競争力
昨今、競争力が高い企業の多くは、データを活用しています。
マイクロソフトとGAFA、そして中国のアリババやテンセントなど、時価総額トップ企業群は、データを活用しています。
中小企業においても、それは例外ではありません。
データを活かせるかどうかによって、お客様の満足度も、業務の効率も、大きく変わっていきます。
現代は時代の流れとしてデータを使えるかどうか?が非常に重要なのです。
そんなお話をインダストリー4.0の流れと共にお話ししました。
今、手元にデータがないのは仕方ありません。
ただ、データは貴重であり、それを活用する意識を持っていただきたいことが、このスライドでのメッセージでした。
事例とデータの関係
本セミナーでは身近な中小企業の事例を4つご紹介しました。
4つの事例をご紹介した後、顧客データとの関連付けを整理。
関連する記事はこちらです。
請求書データや会計データなど、過去のデータは最も活用しやすい対象です。
そのため最初の事例でご紹介しました。
2つ目はマーケティング・セールスプロセスについてのお話し。
上図の上半分(業務プロセス)が決まっていなければ、データが活用できないのです。
プロセスが定義されているから、データが活きてくる。
また経営者や営業トップがプロセスを学ばないとダメですよ、と。
3つ目の事例はスマホアプリ。
B to Cではスマホアプリの利用が確実に広がっているように感じています。
一般消費者向けのビジネスであっても、顧客識別ができるようになってきて、CRMのような考え方が普及してきました。
4つ目は少し変わった先進事例の話。
データ活用は過去データの分析から始めて、ゆくゆくは未来の予測にも使います。
店舗の来客数予測を精緻に行うAIが、今は中小企業でも使えるようになっていますので、その事例を。
オンラインのセミナーだったため、最後まで参加者のお顔を拝見することはできませんでした。そのため、反応がどうだったのか?イマイチ分からなかったのが、講師としては悩ましいところです。ただ、いくつも質問を頂けたので、少なくとも一定数の方は真剣に聞いて下さったのだと思います。
こういう機会は増えていきますから、オンラインにおいても、お伝えするスキルを上げないといけません。
- 東京都中小企業振興公社様で顧客データ活用セミナーに登壇しました
- 身近な中小企業の事例を中心にご紹介
- 今、どこから手をつければ良いのかを解説しました
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【編集後記】
今日は三浦半島方面へ100km超のバイク練習会に参加の予定でした。
が、三浦は強風・雨予報とのことで中止。
またの機会に、外に乗りに行こうと思います。
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