副業を行う人が、少しずつですが増えています。私自身、会社員を辞める前の2013~2015年は副業を行っていました。
では何のために副業を行うのか?
単に副収入を目指すと失敗すること。最終的に何を目指せば良いのか。私なりの意見をまとめてみました。
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小遣い稼ぎと考えると割に合わないことが多い
まず最初に、副業で小遣いを稼ごうとか、収入の足しにしようという発想は、止めておいた方が良いと思います。既に非常に高いスキルを持っているとか、影響力・発信力がある場合は別ですが、多くの人の場合、いきなり大きく稼ぐことは難しいからです。
本業で平日8時間を取られるわけですから、動ける時間はかなり限られます。その限られた時間で、仮に時給2,000円の仕事をしたところで、月の収入がせいぜい2~3万円増える程度ではないでしょうか。
それなら本業でもっとパフォーマンスを上げて、給料そのものを上げるようにすべきだと思うのです。これは企業の立場から見ると、パフォーマンスが高い社員の給料を上げられないと、副業→転職などに、どんどん逃げられることを意味しています。
ちなみに副収入を増やしたいのであれば、副業をするよりも金融投資や不動産投資に回した方が、よほど稼げるのではと思います。私は不動産投資はやったことがありませんが知人でやっている方が結構いますので。
投資は複利が効きますから、時間と共に得られる収入が大きくなっていきます。
自社では得られない経験
では、副業では何を得られるのでしょうか?
本業では得られない経験
1つ目は本業では得られない経験です。例えば、私の会社員時代は、自社もお客様も大企業ばかりでした。将来的に中小企業を支援したいと思っていましたが、会社の仕事をどんなに頑張っても、中小企業の実態は全く見えてこないのです。
そんなとき、中小企業を支援する副業(セミナーやコンサルティング)を行ったことにより、見えてきたことがありました。大企業で当然のように整備されている仕組みの一部を導入することが中小企業には有効だったのです。
このように本業では得られない経験を副業を通じて得ることは、自分のスキルや視野を広げることにつながります。
人脈
本業だけでは、なかなか人脈が広がらない仕事をしている方も多いでしょう。いつも同じ人と接していると、人間は成長しなくなってしまいます。
- 自分の周りにいる5人の平均が自分の姿
- 自分を変えるには時間配分、住む場所、付き合う人を変える(大前研一さん)
などと言われるように。
「人脈」というと敬遠する人がいるかもしれませんが、参考にする人・学ぶ対象となる人のことと考えれば良いでしょう。
会社の立場から見ると、社員がいつも同じ人とだけ集まっている状況しか提供できないと、なかなかその社員は成長しません。どうすれば常に色んな人々と接することができるのか?外部との接点を設計する必要があります。
外部の情報
副業を推進する会社が口を揃えて言うのが、「外部の情報を得てきて欲しい」です。アイデアとは色んな情報の掛け合わせから生まれます。
社内や業界にだけ留まるのではなく、様々な経験を積んだ社員が本業にフィードバックすることで、新しいアイデアや考え方を持ち込むことを期待しているのです。
スキル
ここまでのことをまとめると、
- 個人としての能力向上
- 外部との人脈・情報の獲得
と言えそうです。いわゆる「スキル」のことですが、若いときには特に前者(個人としての能力)が、年齢と共に後者(外部との人脈・情報)が重視されるようになっていきます。
後者は実際に外に出ていかなければ得られないものですから、実は若い人よりも、キャリアの長い人の方が、もっと副業をすべきなのでしょう。
自分という可能性を追求する
さて、実際に副業を始めるときにはどうすれば良いのでしょうか?
ただ考えているだけでは、いつまで経っても、何も始まりません。
副業には行動力が求められる
会社という場所は、ある部署に配属されてしまえば、先輩や上司が次々と仕事を振ってくれます。言葉は悪いですが、口を開けて待っているだけで、仕事が入ってくるのです。
しかし副業はそうはいきません。
自分から「こういうことができます」「その困りごとでしたら、こうすれば解決できます」というように発信しない限り、一歩も先に進みません。
近年、政府が副業を推進していますが、実態はあまり進んでいないという数字もあります。
制度上の理由が色々検討されていますが、私は上述のように「自ら進んで動く」ことができる人が少ないからなのでは?と考えています。
自律・自立して会社との関係を対等に
つまり副業で次々と実績を上げている人は、行動力があるのです。私の周りでも「会社の仕事をしながら、良くそんなに動けるなぁ~」と感心する人が多いです。このように行動し続けると、外部での経験・人脈・情報などが集まってきます。
その先に得られるものは、会社員として勤めている会社との対等な関係です。副業は会社の名前ではなく、個人として売れている状態ですから。「いつ会社を辞めても、自分は食っていける」という自信があれば、正々堂々と意見を言うことができます。
それはもちろん、無駄に権利を主張することとは異なります。外部から得たものを元に、本業でも真摯に成果を出し続けるからこそ、「言うべきことは言う」ことができるようになるのです。
その結果、「今の本業がど真ん中だ」と考えられるなら、会社員としては一番、幸せな状態ではないでしょうか。
- 副業で目指すべきは収入よりも、経験・人脈・情報など
- 行動力がなければ、そもそも副業はできない
- 最終的に自信をもって、会社と対等な関係を築く
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