IT・システム企画

IT導入コストを軽減するための補助金(IT導入補助金、小規模企業持続化補助金、ものづくり補助金)

ITを導入・活用するときに負担となるのがお金

クラウドを使うと初期投資が大幅に減る時代になりましたが、それでも負担があるのは確かです。システム費用そのものは安くなりましたが、エンジニアなどの専門家を雇うのは、昔と変わらず、結構な費用が掛かります。

中小企業がITを導入・活用できない3つの理由とその対策中小企業がITを使いこなせない理由トップ3は以下の通りです。1.コストが負担できない 2.導入の効果が分からない、評価できない 3.従業員がITを使いこなせない。本記事では、これらの悩みを解決してITを使いこなす方法について解説します。なかなかITを活用できないと悩んでいる経営者は必見です。...

専門家(人件費)が高いのは、経済的には良いことですが、中小企業にとっては負担になるのも確かです。そこで今回は、ITを導入・活用するときに利用できる補助金をご紹介します。(珍しく中小企業診断士らしい記事!笑)

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IT導入補助金は大幅に金額アップ

名前の通り、ITの導入・活用を支援するための補助金です。
申請をITベンダーが行うため、後述するものづくり補助金などと比べると、事業者(中小企業)の資料作成負担が低いのが特徴です。

平成31年度は、補助上限額/補助下限額ともに大幅に引き上げられました。上限が450万円/下限が40万円です(平成30年度は50万円/10万円でした)。

補助率は1/2です。補助率とは実際に事業者が使ったお金のうち、半分を補助金で補いますよ、ということです。この言葉は補助金には良く出てきますので、活用したい方は覚えておきましょう。

つまり平成31年度からのIT導入補助金は、最低でも80万円の投資をすることが必要となりました。80万円の投資で、補助金の下限40万円になりますので。昨年までよりも、ずいぶん大型なシステム投資が対象となるようです。「ちょっとホームページつくろうかな」くらいだと対象にならないでしょう。その場合は、もっと小型の小規模企業持続化補助金(後述)を使った方が良さそうです。

新しい情報は、こちらのサイトにアップされていきます。全ての補助金に言えることですが、スケジュールがキッチリ決まっていて、1日でもずれると対象外になりますので、気をつけましょう。

どんなシステム・ツールが購入できるのか?についても、公募が始まると、上記サイトに情報が公開されます。予め使いたいツールの当たりをつけておきたいですね。

なお、金額が上がったことにより、これまでよりも審査が厳格化するのでは、と推測します。これまでは採択されるのは結構簡単だったと、過去の採択事業者から聞いていましたが、難易度が増していくと、申請が上手いITベンダーと、そうでないITベンダーに分かれていくかもしれません。(他の補助金でも、同じような傾向があります)

小規模企業持続化補助金は小さめな販路開拓に

小規模事業者持続化補助金は小規模事業者の販路開拓を対象とした補助金です。販路開拓が目的ですから、ITに特化したものではありません。

上限は50万円、補助率は2/3です。

つまり75万円を使って、50万円が補助されるケースが最大ということです。IT導入補助金(平成31年度)よりも小ぶりな感じですね。

IT関連で言えば、ホームページ・メール配信システム・CRM(顧客管理)などのマーケティング系、会計・労務管理・倉庫管理などが挙げられます。「販路開拓」という言葉に惑わされすぎない方が良さそうです。

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ものづくり補助金

より大きなシステム投資が必要な場合、ものづくり補助金が適する場合があるかもしれません。上限は1,000万円(一般型)・500万円(小規模型)、補助率は1/2(条件により2/3)です。クラウド利用費や専門家経費が補助金の対象となります。

申請も大変ですが、補助事業終了後も5年間の報告義務があったり、なかなか事業者の負担が大きいのが特徴です。確かにこれだけのお金を補助してもらえるのは大きいですが、事務作業にそれなりの時間を取られることは、前もって知っておくべきことです。

その他・他

またここには挙げませんでしたが、厚生労働省が扱っている助成金(こちらは条件さえ合えば、必ず採択されます)や、各都道府県が実施している補助金・助成金もあります。

数が多すぎて、全てを網羅している人は専門家でも居ません。色んな人に聞いてみるのが一番です。基本的に経済産業省・中小企業庁の補助金は中小企業診断士が、厚生労働省の助成金は社会保険労務士が良く知っています。

最後に、補助金の情報はここに書かれたものが正しいとは限りませんので、常に最新の情報をご確認下さい。また、私(渋屋)は基本的に上記3つに限らず、補助金の申請支援は行っておりません。必要な場合は、実績のある方をご紹介いたします。もちろん、私が中間マージンをいただくようなことはいたしません。私は自分の本丸であるITの導入・活用そのもので企業を支援していくスタンスです。

まとめ
  • 補助金は用途と金額に応じて最適なものを選ぶ
  • 金額で言えば、持続化補助金 < IT導入補助金 < ものづくり補助金
  • 専門家でも全部は知らないので、色んな人に聞いてみる

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【編集後記】
今日の夜はプログラミングを習いに行きます。
先週に続いて2回目ですが、まだ予習が半分くらいしか終わっていません。。

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