IT・システム全般

アジャイル開発から一般人が学べる「仕事の原理原則」

最近、ソフトウェア開発プロセスとして注目されている「アジャイル開発」を学んでいます。このアジャイル開発からは、ソフトウェア開発技術者だけでなく、一般のビジネスパーソンが学べる要素が多いと感じています。

アジャイルソフトウェア開発宣言とは?

アジャイル開発の細かな点はさておき、「アジャイルマニフェスト」「アジャイルソフトウェア開発宣言」と呼ばれるものがあります。言わば、アジャイル開発の原理原則です。

プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、

このアジャイルマニフェストのページから引用しました。

これを読むと、私達の働き方、仕事のやり方に関わる、大切なことを教えてくれていると感じるのです。以下、私が気になった2つの文を読み進めていきましょう。

仕事で大切なことは何か?

私がこのマニフェストを読んで、最初に目についたのは、

包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、

の部分でした。
ITの現場では常に大量のドキュメントが書かれています。

「顧客にはきっと読んでもらえない」と分かっているドキュメントであっても、なぜか必死に書かねばならないことがありました。

ドキュメントに限らず、建前のためにやっている仕事はないでしょうか?でも、本当は仕事をする以上、成果にコミットすべきだと思うのです。

アジャイル開発はソフトウェアを開発するのですから、当然のことながら、価値あるソフトウェアを開発すること・ソフトウェアを使って成果を上げてもらうことが一番の成果です。その一番にちゃんと注力すると言っていることが、当たり前のようでいて、とても大切なことだと感じました。

補足ですが、このマニフェストではドキュメントは不要だとは言っていません。あくまでも優先度の違いを示しています。

変化に対応しなければ生き残れない

次に目についたのがこの文です。

計画に従うことよりも変化への対応を、

今の世の中、変化に対応できない組織(会社、国など)は遅かれ早かれ消えていきます
しかし現実には、変化に対応するための思想・文化・業務プロセスを持ち合わせていない組織が大半です。

このアジャイル開発においては、細かな手法の前提であるマニフェストにおいて、変化へ対応することを宣言しているのです。そして実際に、変化に対応できるような開発手法を実装しています。

余談ですが、日本は激しく変化に対応できない文化が根付いています。今日もこんなニュースが賑わっていました。

●「民泊」解禁どころか後退へ、経産省の不作為
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/022400113/022700002/

私たちはもっと、変化に柔軟に対応するための考え方やスキルを学ぶべきだと感じています。そして、変化への対応を原理原則として謳っているアジャイル開発から学べることは多いのではないか、と感じているのです。

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【編集後記】
久しぶりに本郷三丁目に行ってきました。
大学受験でコケたときの記憶が少し蘇ってきました(笑)
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