自社でセミナーを主催できるようになると、商売の可能性がグッと広がります。
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Contents
セミナーを主催することで実現する2つのモデル
セミナーを定期的に主催できるようになると、その先には2つのビジネスモデルが見えてきます。
セミナー単体で事業化
1つ目はシンプルです。セミナーそのもので収益を上げられるようにすることです。一見、教育会社には見えなくとも、しっかりとセミナー事業を営んでいる会社は、意外と多いもの。
自社で得た経験をコンテンツ化して、それをより多くの人に届けることで、事業として成り立たせます。
セミナーをキッカケに他の商品・サービスを提案
もう1つは、セミナーをフロントエンドとして、他の商品・サービスを提案する流れをつくること。B to Bでは、このケースの方が多いでしょう。
セミナーは無料で実施して、その場でアンケートに答えてもらったり、個別相談会を設けたりすることで、次の商品・サービスを提案しやすい環境をつくっています。
セミナーに来る時点で、お客様は何らかの課題を抱えていますから、商談につなげやすくなります。
お客様から話を聴くことで得られること
どちらのビジネスモデルを営むにせよ、お客様と直接お会いできることから、得られることは多々あります。
商品・サービスの企画アイデアを得る
例えば、お客様から困りごとを聴くことで、商品・サービスの企画アイデアを得ることができます。実際の困りごとから生まれる企画ですので、ほぼ外しません。セミナーに関わる人と、企画から商品開発する人が上手く連携する必要があります。
- セミナーのどこでメモを取っていたか?
- どんな質問をもらったか?
- アンケートの回答内容(特に自由記述欄)
などを共有できると、良い企画につながるのではないでしょうか。
見込客との関係構築
初めてお会いする方(会社)の場合、セミナーは非常に良いキッカケになり得ます。申し込んだ側から見ると、セミナーですので自分は喋らずに済みます。その上で、講師は喋りますし、運営スタッフなども見ることで、その会社の社風などを感じることができます。
見込客の立場から見ると、セミナーは安心して通いやすい場所と言えるでしょう。ただ、全く関係ない人が来ても困りますので、セミナーの募集要項で何らかの縛りをかけておくのも良いでしょう。
既存顧客のフォローアップ
セミナーは見込客との接点であるだけでなく、既存顧客をフォローアップする場としても活用できます。自社のファンになったお客様はテーマに関わらず、定期的に足を運んで下さるでしょう。
少し疎遠になっていたお客様と会話できたことで、関係が継続できるということもあります。定期的にセミナーを開催することで、お客様の立場からすると、「セミナーの機会に相談しよう」という考えにもなります。
このようにセミナーという顧客接点を設けることで、商売の可能性がグッと広がっていくのです。
来月、セミナーを主催するための考え方・やり方などをお伝えするセミナーを行います。
https://100athlon.com/20190727seminar/
- 事業としてのセミナー、フロントエンドとしてのセミナーがある
- お客様に会うことで、商品・サービスのアイデアを頂ける
- 見込客を獲得し、既存顧客との関係深耕にもつながる
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