IT・システム全般

kintone Café にて感じた、ITがもたらす可能性

昨日は kintone Café神奈川でした。
元々は武蔵小杉付近で行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で完全オンラインにて実施されました。このイベントを通じて、ITがもたらす可能性をさらに強く・大きく感じたのでした。

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利用者自身が変えていける

この手のイベントではITベンダーさんが登壇することが多いです。
しかし、kintone Caféでは利用者もお話ししてくれるので、お互いの理解が進みます

昨日は医療・介護の話が多かったです。登壇者が

  • 峠さん(宇治徳洲会病院 地域医療連携室 副主任 サイボウズ公認kintoneエバンジェリスト)
  • 清水さん(上靑木中央醫院/デイサービスセンター ひだまりの郷南前川 サイボウズ公認 kintone エバンジェリスト)

と医療・介護の現場で活躍されている方がお話しされたためです。

  • これだけ医療崩壊が懸念される現状においても、まだまだ医療リソースの一元管理すら難しい現状
  • 1つの病院だけ最適化しても意味がなく、地域全体として最適化することが望ましい
    (例えば救急医療病院から一般の病院へ患者を移すには、双方の病院の空き状況を把握しなければならないため)
  • デイサービスセンターでは、ノート・鉛筆・消しゴムで情報管理が行われていること

などなど、非常にリアルに、危機感を感じるお話が伺えました。
以前から「おそらくそうなんだろうなぁ~」と思ってはいましたが、ここまでとは・・

そんな中で、現場で働く方々が思い立って kintone を活用し、業務改善していく姿には、尊敬の念を覚えずにいられませんでした。

だって、本業じゃないんですよ。
チームをより良くしたい」という一心で、専門外のITツールについて学んでいく。
ボランティアで。

その強い想いに、ただただ頭が下がる思いでした。

推進者が持つべき利用者への配慮

そうやって現場から組織を変えていこうとするものの、様々な壁にぶち当たります。
良かれと思ってやったことが、反発を呼んでしまったり。
打ちのめされている姿を想像すると、もうやり切れない気持ちに。

しかし、推進者の「現場を変えたい」という気持ちは強い。
皆さん最終的には利用者への深い配慮にたどり着きます。
本当に、自然と相手のことを深く深く、慮っているのです。

この辺りは、反省しきりでした。
私だったら「キーボードを打つことすらできない」と言われたら、「知らんがな」「学べばいいじゃん」と思ってしまいそう。。

「利用者自身が学ぶべき」という基本スタンスは変えませんが、「その前に推進者がやるべきことがある」と教えていただきました。

ITは人の持つ可能性を広げていける

そして、ITが人の持つ可能性を広げていけることを、強く再確認したのでした。

例えばこの取り組み。

kintoneなどのツールを活用し、大きなお金をかけることなく、全国の医療リソースを一元化する取り組みを始めているそうです。素晴らしい取り組みで、日本の医療を下から支える仕組みになるのでは、と感じました。

この手の動きは、本来、厚生労働省が率先して動いて欲しい気もしますが・・
現場が欲しいものを、自分たち自身で作ることができるのも kintoneの良いところです。
(昨今、ノーコード・ローコード開発ツールが広がってきているのも、このような背景があるからでしょう)

ITを活用することによって、

  1. 現場で働く人の余計な負荷を下げる(新たな価値を生まない「作業」時間の削減)
  2. 本来やりたかったことに注力(新たな価値を生む)
  3. さらにできなかったことへの挑戦

という良い流れが生まれていく話も、興味津々、聴かせていただきました。

ITはもっともっと、人の持つ可能性を広げていける。
そこで私も、もっと人の役に立ちたい。
そんな原点を思い出させてもらいました。

今後は、kintone Café神奈川では運用メンバーに入っていきます。
昨日私が感じたようなことを、他の方にも、もっともっと感じていただきたいですね。

まとめ
  • ITを推進する上で、利用者への深い配慮が超重要
  • 利用者と推進者でチームをつくっていく
  • ITが持つ、人の可能性を広げる力はすごい



【編集後記】
登壇者の話を聴き、気になったことをTwitterで発信しつつ、Zoom内に流れるチャットを確認し続ける・・というのは、かなりの集中力が必要でした。
(写真が全くない言い訳)


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渋屋 隆一
プロフィール
マーケティングとIT、そしてデータを使った「売れ続ける仕組みづくり」「業務改善」が得意。コンサルティングや研修・セミナーで中小企業の経営支援をしています。元IT企業でエンジニア→マーケティング。中小企業診断士。
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