経営

この後に及んでテレワークできない会社は、辞めた方が良い

もうタイトルのままなのですが。
いつもは経営者向けに記事を書いていますが、今日は一般の会社員の方に向けて。
この後に及んでテレワークできない会社など、早く見切りをつけた方が良いと思います。
この記事では、その理由をお伝えします。

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経営者が社会状況を理解していないから

1つ目の理由は、経営者が社会状況を正しく理解していないからです。
新型コロナウイルスは、私たちの行動を大きく制限しました。
ワクチンを含めた薬の開発には、少なくとも数ヶ月~年単位の時間がかかります。

つまり緊急事態宣言以降、ホワイトカラーにとってテレワークは必須事項であり、オプションではありません。
お店や工場など、現場に行かないと働けない人たちのためにも、ホワイトカラーは徹底的にテレワークすべきです。

ニュースを見ていれば、このようなことは理解できます。
にも関わらず、オフィスへの出社を強要するような経営者は「市場を見ていない」と言えます。

今、物理的なオフィスのニーズは急激に下がっています。
オフィスを解約・縮小した企業は、それだけで固定費が下がります。
利益を生みやすい体質に変わりつつあるということです。
逆に今までのままでは、固定費が重荷になったまま。

市場の変化を見ていないということは、経営・事業の戦略を見誤るということです。
残念ながら、その会社が長く存続することは考えにくい。
少なくとも成長はできなくなっていくでしょう。

経営者がはたらく人を大切にしていないから

この状況で、出社以外の選択肢を用意しないのは、スタッフを大切にしていないことの現れです。逆にスタッフを大切にしている会社は、以下のように考えています。

  • 1人1人の都合にあった働き方を提供したい
  • 働いてくれる人たちに、余計なリスクを負わせたくない
  • 移動時間などの無駄を減らして、彼らの強みを発揮することに集中して欲しい

余談ですが、7月2日のカンブリア宮殿でサイボウズさんが登場していました。
2010年からテレワークを実施し、「100人100通りの働き方」を目指してきた、働き方のパイオニアです。

スタッフ1人1人を大切にしているし、逆にスタッフはサイボウズで働いていることを誇りに思っていることが感じられる番組でした。
(普段テレビを観ないのですが、TVerに録画が残っていると知人が教えてくれました。)

サイボウズさんの活動を見て、改めて確信しました。
今どきテレワークも実現できないような会社は、スタッフを大切にする気持ちがない。
(もちろん、お店や製造など、現場に行かないとできない仕事を除いて)

東証一部上場企業のサイボウズさんだから実現できるのではありません。
テレワークの実現は、間違いなく規模の小さい企業の方が簡単です。

人を大切にできない会社で、長く働き続けるのは厳しいのではないでしょうか。
私なら、早々に辞めてしまうと思います。

全ては信頼関係の上に成り立つ

なお、ここまで極端に書いてきましたが、そんな単純な話でもないのは確かです。
私のお客様でも、「確かにそんな理由があったら、ホワイトカラーでもテレワークできないな」という事例がいくつかありました。

例えば、扱うデータが大きいデザイナーやCADオペレータです。
1つのファイルで普通にGB(ギガバイト)級になるので、クラウドでデータ共有するには、時間が掛かりすぎてしまいます。
出社して、高速なファイルサーバーを使って共同作業した方が、効率が良いのです。

ただ、そんなときに経営者はスタッフの働き方を心配しています。

「こんなご時世にも関わらず、出社させてしまって申し訳ない。」
「できることなら、テレワークしてもらいたいのだが」

そういう想いが、オフィス環境の改善につながります。
また、スタッフにも気持ちが伝わります。
そうやって労使間での信頼関係が構築されていきます。

組織にそんな信頼関係があれば、仮にテレワークができなくても耐えられるのではないでしょうか。
逆に、信頼関係がない状態でテレワークできたとしても、「あいつはちゃんと働いているのか?監視しないと」というように本末転倒なことが起きてしまう。

結局、自社の経営者が信頼できるか?
それを確認する1つの指標として、テレワークに対する取り組みがあるのだと考えています。

まとめ
  • 今どきテレワークに積極的でない会社は、辞めた方が良い
  • 経営者が市場環境を把握できていないし、働く人を大切にしていないから
  • 信頼関係が全ての土台、テレワークはそれを確認するための1つの側面



【編集後記】
昨日は普段より1時間ほど早めに就寝。
このくらいの方が、朝気分がスッキリするので、やはり早めに寝るのが正解なようです。
つい本を読んだりしてしまうんですよね。。


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渋屋 隆一
プロフィール
マーケティングとIT、そしてデータを使った「売れ続ける仕組みづくり」「業務改善」が得意。コンサルティングや研修・セミナーで中小企業の経営支援をしています。元IT企業でエンジニア→マーケティング。中小企業診断士。
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