セミナーを自社で主催できるようにするための連載中です。
企画については、もっとお伝えしたいことがあるのですが、まずは全体像を掴んでいただきたいので、先に進めましょう。今回のテーマは「告知」「集客」です。
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セミナーの告知のポイント
どこで告知するか?
セミナー告知は、獲得したい顧客が見ているメディアで行うのが最も有効です。
これはセミナーに限らず、商売の鉄則です。
女子高生に告知したいのに、日本経済新聞に広告を載せても効果ありません。
顧客が見ているメディアに載せて、はじめて見てもらうことができます。
ちなみに、初めてセミナーを開催する場合には、既存顧客に案内を送付するのが、最も効果的です。これにはいくつか理由があります。
既存顧客であれば、
- 既に連絡手段があるので、メディアに悩まない
- 過去に接点のあった既存顧客であれば、貴社のセミナーに参加するのに躊躇しにくい
- セミナー内容や感想を率直に述べてくれる
という傾向があるからです。
初めてセミナーを開くときには、最初から新規顧客の獲得を狙いすぎずに、まずは既存顧客に案内を出してみることをお勧めしています。
そして、セミナー開催したら、その結果をレポートとしてWebなどにまとめます。
(ここでもメディアは顧客が読むものが基本です)
すると「賑わい感」が出てきますから、それまで参加を躊躇していた顧客にも、参加してもらえるようになります。
ちなみに私もセミナーを主催したときには、レポートを作成しています。
https://100athlon.com/category/report/
※全てではありませんが・・
告知するときの表現方法
告知するときには、企画で検討した内容を伝えるようにします。
ポイントは「お客様の視点」で表現することです。
英文法の専門家が作成したカリキュラムです
英語に不慣れでも、スムーズに基本文法を身に着けられます
つい売り手の視点で「セミナーそのもの」や「講師」のことを書きたくなってしまいます。
そうではなく、参加されるお客様が何を得られるのか?を伝えるようにしましょう。
同じことを言っていても、伝わり方が全く変わります。
集客で気をつけたいポイント
続いて「集客」です。(個人的には集客という単語は好きではないのですが、それが一般的なので、使います。。)
上述の通り、最初のセミナーは既存顧客や既存でつながりのある方々に向けて告知すると良いでしょう。それですぐに反応(=申込)いただけることもあるでしょうし、そうでない場合もあります。
反応がないときには、様々な理由がありますので、即座に凹んでしまわないようにしましょう。確かに申込がないと悲しいですが、自分・自社が否定されているわけではありません。
顧客が申し込まない理由は、実に複雑です。
告知が見られていなかったり、案内文が魅力的でなかったとすれば、それは反省して修正すべきところです。
しかし、開催日時などでタイミングが合わなかった・・というケースは確実に発生します。私も参加者として、毎週1回くらいは、都合が合わずに参加を諦めているセミナーがあります。
もちろん、対象とする顧客によって、適切な日時はあります。
例えば経営者向けのセミナーを行うのに、月末・月初に開催するのは良くありません。
会社員向けのセミナーを平日の日中帯に行っても、ほとんどの人が来れません。
業界によっては、セミナーに適切な曜日が決まっていたり、繁忙期があったりします。
ただ、それを理解した上で日時を選んでも、タイミングを外してしまうことはあります。
それはもう、避けられないので仕方ありません。
集客はビジネスの肝です。
そう簡単に身に着けられるものではないですし、難しいことにチャレンジしているのだと認識しておきましょう。
申し込みはWebフォームが最も便利
どのようなメディアでセミナー告知するにしても、申込はWebフォームが便利です。
こんなやつですね。
パソコンやスマホが苦手な高齢者など、よほどWebと親和性のない顧客を対象としない限りは、Webフォームを活用しましょう。
FAXや電話で受付してしまうと、そこに人手が掛かってしまうからです。
Webフォームで受付するとメールの自動返信が行えたり、自動で参加者一覧が作成できたりします。余計な事務作業を増やさないのは、スモールビジネスの原則です。
告知と集客はセミナーを開催する上では、最も大変なところです。
なかなか人を集め続けることができなくて、セミナーを止めてしまう会社が多いです。
だからこそ、継続することができると、注目されるようにもなりますし、ビジネスの基礎力を鍛えることにもなるのです。
次回は入金について解説します。
- 参加頂きたい顧客が目にするメディアで告知する
- 最初のうちは既存顧客に案内するのが成功の秘訣
- 集客は大変、だからこそ乗り越える価値がある
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