新年もあっという間に 6日ですね。
今年はもう少しブログを更新しようと思います。
(更新されないブログの”閑古鳥状態”は悲しいので)
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社会問題は積みあがるばかり
さて、昨年を振り返ると「分断」というキーワードが目につきました。
国際間の緊張感は増すばかり。
ビジネスの現場においても、サプライチェーンが分断された結果、モノが入ってこない。
そして品切れ・品薄・値上げなどに振り回された 1年だったのではないでしょうか。
私のお客様でも、やっと値上げの説明が終わったと思ったら、さらに値上げせざるを得なくなった企業があります。
一方、日々の生活は苦しくなるばかりです。
対GDP比での国民負担率は、他の主要諸国と比べても遜色ないと言われています。
(財務省が発表している国民負担率は、国民所得で算出しており、基準が異なります。
諸外国は対GDP比で算出するのですが、敢えて負担が低いように印象操作している?)
にも関わらず、子どもにお金は投資されない。
明日、食べるものに困っている人にすら、支援が届かない。
そんな状況で防衛費を倍増するために増税?
国を守ると言っても、国民がまともな生活を営んでいなかったら、何を守るんでしょうね。。
さて、各国政府の動きを見ていると、経済学で習った「合成の誤謬」を思い出します。
自分達のことだけ優先(個別最適)した結果、全体としては好ましくない結果を生むことです。
戦争は言うまでもなく、互いを敵視してけん制し合う現状で、誰が幸せになるんでしょうか。
国という枠組みのことよりも、
- 地球で暮らす80億人が幸せに生きる
- 自然環境を大切にする
ためにはどうすれば良いのか?の方が、よほど大切なのではないでしょうか。
などということを考えていると、ブログで何を発信すれば良いのか?
悩んでしまって、書けなくなった昨年でもありました。
ビジネスの原点は、課題解決
私にできることは、たかが知れています。
その一方で、「一燈照隅万燈照国(いっとうしょうぐうばんとうしょうこう)」という最澄の言葉があります。
「一隅を照らす光が集まれば、その光は国全体をも照らすことになる」ということだそうです。
私ができることは、やはりビジネスの支援。
コンサルティングや研修・セミナー講師を通じて、事業を支援するという形は、おそらく今年も大きく変わらないでしょう。
さて、社会問題が積み重なる社会ではありますが・・
それを解決する主役になるのは、個人的には政治ではなくビジネスだと考えています。
(99%の政治家には、期待すらできなくなった。という個人的な意見もありますが)
経済の定義
さて、経済という言葉の起源に立ち返ってみましょう。
「経済」という言葉はそもそも中国の古典の中にある「経世済民(けいせいさいみん)」という言葉が起源である。これは「世を經(おさ)め民を濟(すく)う」ことを意味している。
つまり民を救うために様々な公的対策を行わんとすることが「経済」なのである。
いつの間に、経済という言葉から公共性が失われてしまったのでしょうか。
人として持っておかねばならない倫理観や品格を失い、利己に突っ走ってきたことが、今につながっていると考えています。
少なくとも「経済=金」という構図は、破壊しなければならないでしょう。
利他のビジネス
故・稲盛和夫さんが仰っていたように、利他の心を大切にすれば、こんなことにはなっていなかったのではと思います。
言うは易く行うは難しですが、自分の家族を大切にするのと同様に、出会う人たちのことを大切にできる人になりたいと思うのです。
それこそが、経済つまりビジネスの本質なのだと、確信するようになりました。
社会的課題を解決できるビジネスを応援
繰り返しになりますが、私ができることなど、たかが知れています。
それでも、間接的に社会的な課題を解決できる一助になりたいと思います。
子ども・子孫に、豊かな社会を残したいので。
一消費者としても、できる限り、そういうスタンスやポリシーを持っている企業の商品・サービスを利用したいと思います。
暗くなるニュースばかりで滅入りますが、現実から目を背けずに、子ども達に誇れる社会を残していきましょう!
- 社会的課題は、ビジネスで解決できる
- 一人ひとりがやるべきことをやれば、社会は良くなる
- 子ども達・子孫に豊かな社会を残したい
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【編集後記】
というわけで、新年最初の投稿は、やや重たいテーマになりましたが・・
すぐにいつものテンションに戻るものと思います(笑)
寒い日が続いていますが、体調管理に気をつけて元気に過ごしています。
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