私のビジョンは「経営者が楽しく挑戦し続ける社会の実現」です。
ここでの経営者とは、役職上のことではなく、自分と言う人生を経営しようとする意気込みのある人を指しています。
挑戦し続けられるようになるためには、いつでも自らをゼロの環境に置くことができるマインドが必要だと考えています。
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新たに武道をはじめました
以前から、合気道に興味があり、先月、見学・体験に行ってきました。
そして入門し、昨晩が初回でした。
初めて身につける道着。
全くの未経験者ですから、当然、白帯です。
息子が4歳で空手を始めたときには、道着がブカブカで、新鮮でかわいかったのですが。
オッサンが同じ状況になっているのを鏡で見ても、全くかわいくありません(笑)
素人っぽいだけです。
ちなみに、帯の締め方すら分かりませんでした。
先輩に教わって締めましたが、記憶力のない私は覚えられなかったので、家に帰ってから空手歴7年の大先輩である息子に丁寧に教わりました。。
既にボロボロに色褪せている息子の茶帯が急にカッコよく見えました。
そういえば、息子はもうすぐ空手の黒帯審査です。
毎晩、寝る前に型のおさらいなどをしています。
地道に続けてきていることの素晴らしさを感じずにはいられませんでした。
昨晩は、道着の着方から、お礼や挨拶の仕方を学びました。
動きも少しだけやりましたが、とても覚えられませんし、カラダが着いていきません。
他の参加者の皆さん、良くして下さいましたが、素人が入ったので昨日の稽古は物足りなさを感じさせてしまったでしょう。。そういう意味では、早く上達して皆さんの邪魔にならないようにしたいものです。焦っても仕方ありませんが。
そんなわけで昨日が第一歩です。
「武術」ではなく「武道」ですから、時間をかけてじっくりと修練していきたいと思います。
挑戦とは、今できないことに一歩踏み出すこと
さて、話を戻しますと、私のビジョンは「経営者が楽しく挑戦し続ける社会の実現」です。
何かに挑戦するということは、言葉を変えれば「今はできない」ということです。
今できていないことに一歩踏み出すには、勇気が要ります。
何もできない状況を自ら受け入れなければならないからです。
昨晩の私は、5~6年生の集まるところに入学したての 1年生が入るような心境でした。
まぁ、いい大人が服の着方を教えてもらっているのですから。
言うまでもなく、居心地は決して良くありません。
その場の規律も組織文化も分かりませんから、アンテナを全方位に広げる必要があります。
もちろん、周りの方が悪いのではなく、不慣れな環境に飛び込むとは、そういうことです。
2015年にトライアスロンを始めたとき、初レースでは完全に挙動不審になっていました。
初トライアスロン体験記:終わってみれば楽しすぎた初レース
https://biz-it-base.com/?p=4333
これまでに何かを成し遂げてきたという自負のある方ほど、なかなかそういう環境に飛び込むことに躊躇するのではないでしょうか。
少なくとも 1年生扱いされるくらい、今までのことをリセットする覚悟が必要になります。慣れないことに挙動不審になったりしつつも、それを楽しめるマインドを持てれば、新しい挑戦ができるはずです。
今までの経験は必ず役に立つ
ただ、リセットすると言っても、今までに身につけてきた経験があります。
それは自然と役に立つのです。
例えば、昨晩は「初めてなのに動きが良いですね」と言われました。
あと前屈したときに「男性の割に柔らかいですね」と。
言うまでもなく、日頃からトレーニングやストレッチをしているからでしょう。
トライアスロンは競技的には関連性はありませんが、カラダを動かす基本は通ずるところがあるはずです。
その経験に新たに体験する別の要素が加わることで、シナジーが働きます。
新たな挑戦をするということは、完全にゼロからスタートするということではなく、新たな要素を付け加えていくことです。ドラクエ3で転職するイメージでしょうか。
心はゼロからのスタートをしつつも、実際にはゼロではない。
ビジネスでもそれ以外でも、挑戦とはそのようなものではないでしょうか。
ちなみに私は今回の入門を、今はプライベートと位置付けています。
しかし、数年後にビジネスにも波及効果が出てくると確信しています。
今の仕事における挑戦は、なかなか具体的なことは書けませんので、プライベートでの具体例をお伝えしつつ、「挑戦」について考えてみました。
- 新たな挑戦をするには、今までの成果を捨てる覚悟が必要
- 実際には新たな挑戦をするときに、今までの経験が役立つ
- 新たな挑戦を通じて、自分に新たな要素を付け加えていく
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