一昨日、独立・起業の実践塾「礎」第2回を行いました。
第1回の「プロフィールづくり」に続きて、「サービスメニューづくり」がテーマです。
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Contents
サービスメニューが必要な理由
事業を立ち上げる上で、商品・サービスは必須です。
顧客に価値を提供するため
お客様の悩みを解決したり、希望を満たすことが事業の本質です。
それを達成するのが商品・サービスの役割。
サービスがなければ、要するに事業を営むことができません。
価値を提供し、その対価を頂くのが商売そのものだからです。
ちなみに世の中には、メニューを事実上持っていない人がいます。
- ITエンジニアを時間単価で切り売りするだけの仕事(SESなど)
- 事務派遣
- 公的機関のメニューに従うだけの中小企業診断士など
時間単価が決まっているだけで、お客様の言いなりになるしかありません。
自分のやりたい仕事をやるため
商品・サービスを掲げることで、自分の価値観を伝えることができます。
また自分がやりたいことをメニューに組み込むことで、実際にその仕事を行うキッカケとなります。
仕事をしていると、方向転換したり、微妙に修正したいことが出てきます。
その都度、メニューを修正することで、やりたい仕事に近づけます。
自分のやることと、顧客のやることを区別するため
サービスのややこしいところは、購入前にはイメージを掴みにくいところです。
だからこそ、事前に「自分のやること」「顧客がやること」を明確に区別します。
コンサルティングのようなサービスだと、
「それってコンサルタントがやってくれるんじゃないですか?」
というようなことが良く起こります。
顧客にそういう誤解を抱かせないためにも、事前にサービスメニューを伝えた方が良いのです。
例えば私の場合、コンサルティングでは資料作成は行いません。
(と言うよりも、手を動かすことはしていません。)
しかし、他者のコンサルティングでは資料を提出されることがあります。
ですからサービスメニューを使って、事前に説明をするのです。
サービスメニューをつくるための流れ
では、サービスメニューをどうつくれば良いのでしょうか。
「礎」では、2つの方法をお伝えしました。
- 目の前の顧客に価値を提供するサービスメニュー(ボトムアップ)
- 自分が達成したい世界観からはじめる(トップダウン)
ここでは後者の方法をご紹介します。
コンセプトを決める
トップダウンの方法とは、自分がつくりたい世界を描くところから始めます。
例えば「中小企業・個人がITを使いこなすことで、新しいビジネスに挑戦し続ける世界」を描いたとしましょう。
続いて、その世界を達成するための仮説を立てます。
例えば以下のような感じです。
「ビジネスとITを融合できる経営者の育成」
「現場でITに馴染んだ担当者の育成」
「中小企業・個人におけるIT活用の事例を知ってもらう」
この目的(世界)、仮説にしたがって、サービスのコンセプトを決めていきます。
「誰が」「誰に」「何を」「どのように」提供するのか?
ここでの「誰が」は、第1回で作成したプロフィールを使います。
コンセプト→サービスメニュー
コンセプトができたら、具体的なサービスメニューに落とし込みます。
売り物・売り値・売り場・売り方を明確にしていきます。
実際には、コンセプトとメニューを行き来して推敲を繰り返すことが多いでしょう。
知識を売る仕事の場合、特に悩むのが値付けです。
ここではフリーランスの値付けについても補足しました。
今回、事前課題として見ていただいた動画を合わせると、約5時間でした。
個人的には、オンラインで初めてワークをやって頂きました。
(ワークのイメージ。写真は第1回のとき。実際はオンラインでした)
対面でフォローするよりも、オンラインの方が集中力を要される気がしました。
(終わった後、グッタリと疲れましたので。。)
次回までにサービスメニューをつくることを宿題に。
最後はZoom飲みで軽く雑談でした。
後日、参加者の方から、オンラインセミナーを主催する上での留意事項をリスト化して頂けました。
ご自身でオンラインセミナーを主催されたいとのこと。
非常にありがたいです。
- サービスメニューがなければ、事業は立ち上げられない
- まずはコンセプトを決める
- コンセプトにしたがって、サービスメニューを決める
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【編集後記】
昨日、Zwiftで初めてのコースにチャレンジしたら、長すぎてヘロヘロに・・
今の時期、無理し過ぎて疲れを溜めてはいけないですね。。
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