仕事術

エンジニア時代も、今も変わらない仕事のポイント

私は2010年まではITエンジニアでした。最後の5年間は管理職でしたので、現場に出てエンジニアらしいことをしていたのは、2006~2007年頃までですが・・

その後、マーケティング・企画部門を経て独立したのですが、ITエンジニア時代も今も変わらない仕事をする上でのポイントがあります。

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ITエンジニアはサービス業である

私がITエンジニア時代に強く意識していたことがあります。
管理職になってからは、チームメンバーにも何度も伝えたことです。

ITエンジニアはサービス業である

という価値観でした。自社プロダクトを開発する立場だと意見が変わるのかもしれませんが、私が勤めていた会社は、お客様のためにシステムを構築するシステムインテグレーター(SI)でした。

私のいた会社は、業界でも有名な高い技術力を誇る会社でした。そんな会社だからこそ、技術好きな人が集まっていたのです。私自身、この会社が得意とするネットワーク技術を極めるために、この会社に転職したのでした。

ただ、高い技術力を誇るがゆえに、技術至上主義のような価値観が蔓延しがちでした。最初は技術に惹かれていた私ですが、何かのキッカケで

この技術力は誰のため?

と疑問に思うようになったのです。

技術力(独自資源)をお客様にとっての価値に転換させる

考えるまでもなく、それはお客様のためでした。

  • お客様が望むネットワークを構築する技術力
  • 安定して障害の少ないシステムを提供する技術力
  • プロジェクトを進めていく上で、お客様が安心できる技術力

システムのもっと先には、ビジネスの安定性や俊敏性ということもありました。

と考えると、エンジニアである私に求められることは、研究職のように技術を追求することではなく(それも大事ですが)、技術力をサービスに転換させることでした。

自分のスキル向上や興味の対象としての技術ではなく、顧客に価値を提供するための技術。プロになるということは、そういうことだと考えるようになりました。

そのときから単に技術を学ぶということだけでなく、その技術力をお客様にどう活かすのか?を考え、ITサービスマネジメント(ITIL)やプロジェクトマネジメントも学ぶようになりました。独立後、アジャイル検定を取得したのも、同じ理由です。

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コンサルタント・講師も根幹は同じ

現在、私の主な仕事はコンサルティングと講師です。
言うまでもなく、どちらもサービス業です。

自分がお客様に話して気持ち良くなることが仕事ではありません。
コンサルタントや講師として、知識を仕入れることを喜ぶことが仕事ではありません。

ドラッカーは言いました。

「組織の中に成果は存在しない。すべての成果は外にある」(『経営者の条件』より)

私にとっての成果(仕事)は、お客様の経営・組織がより良くなること。私が行うコンサルティングや講義は、あくまでもキッカケに過ぎないのです。そして、その先にある

経営者が楽しみながら挑戦し続ける社会を実現すること

という私のビジョンに少しでも近づければ良いのです。

コンサルティングや講義は、少なからず知識がなければできません。だからと言って、自分の中に成果を求めるのではなく、常に外に対して成果を求めていきたいと考えています。

まとめ
  • エンジニアとは、技術力を通じて顧客に価値を提供するサービス業である
  • コンサルタントや講師も同様
  • 成果は自分(組織)の中にはなく、外にある

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