専門性の高い企業の情報発信3ステップ。
まず自社・自分について書き、書き続ける習慣・体制をつくりながら、軸を定める。
次のステップは、顧客の悩みを解決する記事を書くことでした。
この記事は、最後の3ステップ目で、商品・サービスを売れるようにします。
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Contents
サイトに流れをつくる
ステップ1とステップ2で、売れるホームページ・サイトにするための、必要な情報は揃っています。あとは顧客が迷わないよう、スムーズな流れをつくります。
顧客は自分の悩みに沿ったキーワードで検索したり、SNSでクリックしたりして、ホームページに入ってきます。そのときに到着するページは、トップページではないことがほとんどです。
顧客が最初に到着するページをランディングページ(LP)と言います
一般的には、検索したときに出てきた記事を3つ程度、一気に読みます。一番、知りたいことが書いてあるページを読んだら終わりです。ここまでは、「その記事を誰が書いたか?」など、全く気にしません。顧客にとっては、悩みが解決しさえすれば良いからです。ですから、記事を読み終えた後に、誰が書いたのか?を意識してもらう必要があります。
前回の記事で紹介した「100年錆びさせない」の新免鉄工所さんのページも、最初からトップページには入ってこないでしょう。前回はトップページからの流れを解説しましたが、実際には、以下のような流れになるでしょう。
- キーワード検索して、答えの書かれているページを発見(ランディングページ)
- 問題を解決してくれそうな会社であることを予感
- トップページや会社案内に進み、職人魂を感じ、信頼できる会社であることを確認
- 良くある質問を確認して、不安を取り除く
- お問い合わせページから連絡を入れる(電話やWebフォーム)
サイト全体に、このような流れをつくりましょう。
作成者はついつい、トップページからの読みやすさを意識してしまいますが、顧客はトップページからは入ってきません。どのページに辿り着いたとしても、会社案内やトップページ、そして問い合わせページに移りやすくします。
顧客をサイト内で迷子にさせない。
売れるホームページにするためには必須条件です。
余計な情報をなくす
商品やサービスを案内するページでは、余計な情報はなくします。
今、お読みいただいているこのサイトも、一般的な記事は、このような2カラムにしています。(パソコンで見たときの見た目をご紹介しています。スマホだと見た目が変わります)
右側に私のプロフィールや、検索バー、カテゴリーを用意することで、記事を書いたのが誰か?や他の記事への移動をしやすくしているためです。
一方、商品・サービスを紹介するページは、その情報に集中していただきたいので、右側の情報は省いています。
このように、顧客がサイト内を移動する流れを意識しつつ、それぞれのページでどの情報を付与するか・しないかを決めましょう。
背中を押す
一般消費者向けのビジネス(B to C)で良くやるのは、商品・サービスを案内したときに、背中を押すことです。限定何個とか、何月何日までのキャンペーンを打ったりするのは、買う意思決定をしてもらうためです。
「いつか買おう」と思っていても、意外と先延ばしにされてしまうことが、良くあります。私自身も一般消費者としては、面倒くさかったり、「後で買えば良いや」と考えることが良くあります。
売り手としては、買いたいと思っているのに買ってもらえていない状態はもったいないので、そっと背中を押すのです。事業者向けのビジネス(B to B)でも、意思決定者が1人の場合などは、同様に効果があります。一方、稟議を通してミーティングで意思決定されるような組織には、効果は期待できません。
顧客の意思決定プロセスを確認した上で、背中を押すかどうかを決めましょう。
- 顧客がサイト内で迷わないように流れをつくる
- 商品・サービスの案内ページでは、余計な情報をそぎ落とす
- 意思決定を促すために背中を押す
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