IT(システム)の導入・活用に関連するサービスです。
まだITの活用に慣れていなく、どこから始めれば良いか?を悩まれている企業向けのサービスです。
サービス概要
「ITを活用したいけれども、どこから手を付ければ良いのか分からない」
「どうせ高いんでしょ?」
中小企業の経営者から良く聴く悩みです。
- そもそもITで何ができるのか?
- どんなツールを選べば良いのか?
- 予算はどれだけ必要なのか?
- 社員への教育はどうすれば良いのか?
- リモートワーク(在宅勤務)への対応を急ぎたい
- ホームページを何とかしたい
- パソコンはどうやって選べば良いのか?
- スマートフォンは必要?
- タブレットのオシャレなレジに変えたい
- セキュリティは大丈夫?
- 補助金や助成金を使えないか?
元々、ITに詳しくなければ、なかなか見えてこない世界ではないでしょうか。
本サービスは、ITに20年以上関わり、個人事業主から大企業までの現場を見ている渋屋が、IT活用の企画から導入・活用まで、はじめの一歩を支援するサービスです。
最初に現状を聴かせていただき、どこから始めるべきか?を一緒に企画します。ともにITについて学びながら、組織のIT力を上げていきます。まずは小さな成功をおさめましょう!
目指すレベル
こちらのIT活用ステップで言う、レベル1から2を目指していきます。
ただし、このレベルはあくまでも目安です。
IT活用は目的ではなく、何かを改善することが本来の目的だからです。
例えば、新型コロナ以降、急速に導入が進んでいるリモートワーク(在宅勤務)。
リモートワークを実現することを目的に、IT活用していたら、いつの間にか活用レベルが上がっていた。(レベル1→レベル2)
そのようにイメージして頂けたらと思います。
なお、多くの中小企業が、現状、レベル1~2の間です。
本サービスのゴールとしては、レベル2を目指します。
ただ、特に社長(経営者)の項目
- ITの可能性を感じ、(組織に)方向性を発信
- 部分的なIT投資
- 自身はITを学び、活用
を大切にしています。
よほどITに強いスタッフがいない限り、社長(経営者)が変わらなければ、中小企業のIT化が進むことは無いからです。
もちろん経営者には、ややこしいIT技術は必要としません。
むしろひとりの利用者として、ITを使うことに慣れていただくことを優先します。
またITを活用することで、経営がどのように変わっていくのか?を感じること。
それが経営者にとっては最も大切です。
IT活用の現場を多く見てきた渋屋が、中小企業でも無理のない導入・活用を支援いたします。
サービス内容
以下のサービスを提供いたします。
- 初回ヒアリング
- 月に1回のミーティング(オンライン・対面)
- 各回の間、メールなどでの支援
初回ヒアリング
まずは現状をヒアリングさせていただきます。
会社の状況や何を改善したいのか?を聴かせていただき、
具体的にどんなことが出来そうなのか?を一緒に検討します。
初回は2~3時間程度を予定しています。
ある程度、アイデアが絞れたところで、企画を作成します。
やりたいことや、解決したい問題を整理し、適切なツールをご提案します。
- 当面の目標
- 体制
- 予算
- スケジュール
つまり「総額いくら使えば、どれくらいのことができるようになるのか?」を知ることができます。資料数枚の企画書をお渡しいたします。
下記、ポリシーに記載しておりますが、最初はできる限り投資を押さえていただくようにするのが、私の方針です。
目標設定・企画
2回目以降に進んだ場合には、より目標を具体化し、企画していきます。
- ツール比較(体験して頂く)
- 本番導入までのスケジュールとやるべきことの洗い出し
- 社内の体制構築
- 社内教育・導入
- 活用後のフィードバック
IT担当・業務担当の立ち上げ
継続的にIT活用を進めていくためには、社内でIT活用を進めていく主担当者が必要です。
私(渋屋)のような第3者に依存するのではなく、主体的に判断していける組織になることが大切だからです。
IT担当者や業務担当者を決めたら、経営者はその方に丸投げするのではなく、経営者自身がコミットすることが重要です。
月1回のミーティング・メールで行うこと
2回目以降は、各社によって行うことが大きく変わってきます。
これまでに行った実績をご紹介します。
- 企画の詳細化
- ITベンダーとの調整
- 全体のプロジェクトマネジメント(進捗管理など)
- 社員へのIT教育(説明会など)
- 補助金・助成金の調査(申請までご支援したこともあります)
- ITツール導入に伴う業務プロセス改善
なお、本サービスではシステム開発などは請け負っておりません。
ITに慣れていただくはじめの一歩としては、既存のツールをご利用いただき、小さく&素早く始めることを想定しています。このタイミングでは、ゼロからシステム開発することは推奨しておりません。
またお客様自身がITを学ぶ・活用するという意識を持っていただくことが前提となるサービスです。弊事務所に丸投げしても、IT活用できる組織はつくれません。
最大限の支援をさせて頂きますが、自社でお金・時間・労力をかけるつもりがなければ、IT活用レベルは上がっていきません。
渋屋のポリシーと事例
私(渋屋)はいきなり大きなIT投資を要求しません。
まずは小さな成功をご経験いただきたいからです。大きな投資を決断するのは、小さな経験を積み重ねてからでも、決して遅くはありません。
そのためにも特にIT経験が浅い組織ほど、比較的安価なツールをご提案することが多いです。以下、その事例をご紹介いたします。
事例:小売業
パソコン経験者ゼロ・スマホ経験者ゼロの小売店(従業員10名未満)昔ながらのレジスターを利用されている小売業からのご相談でした。
- インバウンドが増えてクレジットカード利用が増えていること
- キャッシュレスが勢いよく浸透していること
- 古いレジのため、閉店後の締め作業に1時間以上かかっていること
この辺りの問題を解決したいとの内容です。
初回ヒアリングを行った後、タブレット型のPOSレジ(スマレジ)を提案しました。
提案のポイントは、以下の3点でした。
- ITが苦手な人でも活用できること
- パソコン・スマホに不慣れな人達にも丁寧なサポートがあること
- 初期投資(できれば運用費も)を小さく済ませられること
掛かった初期投資は以下の通りです。
- パソコン1台:約10万円
- タブレット1台:約4万円
- スマレジ導入サービス:約4万円
- スマレジトレーニング:約4万円
- Wi-Fi アクセスポイント:約5,000円
ある助成金をご紹介したので、実際に掛かった費用は、この半分(10万円少々)でした。月額で掛かっている費用は以下の通りです。
- インターネット回線:月額6,600円
- スマレジ(プレミアムプラス):月額7,000円
スマレジを導入したことにより、レジ締めが毎日1時間近くかかっていたのが、15分かからなくなりました。残業が減ったのは言うまでもありません。
また、日々の売上管理がリアルタイムで出来るようになりました。これは経営者としては嬉しいことでしょう。
金額的にこれくらいなら、経営者としても投資判断できるのではないでしょうか。ちなみにパソコン経験者がいませんでしたので、以下は私(渋屋)が行いました。
- パソコンの選定
- パソコンの初期設定
- メールを送受信できるようにする
- パソコンの使い方を教える
- タブレットの初期設定
- インターネット回線の申込
- Wi-Fiアクセスポイントの設定
もちろん、経営課題をヒアリングして、お客様と一緒にスマレジのショールームに行き、不安を解決してから、投資決定をしていただきました。
大きな流れは以下の通りです。
回数 | やったこと |
第1回 | 初回ヒアリング(現状の課題と、達成したいことを整理) |
第2回 | 第1回を受けての企画書の説明 店舗のインターネット回線などの環境調査、回線の提案 パソコン・タブレット購入についてご提案 |
第3回 | 購入したパソコン・タブレットの確認 パソコンの操作方法についてレクチャー インターネット回線に関する調整 Wi-Fiルーター(アクセスポイント)購入についてご提案 |
第4回 | スマレジショールーム見学 疑問点・不安点を確認し、スマレジで進めることを合意 ※その後、お客様にてスマレジを申し込みいただく |
第5回 | インターネット回線敷設の確認 Wi-Fiルーターの設置・設定 パソコン・タブレットのWi-Fi設定 メールの利用方法についてレクチャー ※以降、メールでのやりとりを増やして疑問を解消 |
第6回 | スマレジの導入 スマレジさんからのトレーニングを受講 パソコン操作の不明点などをレクチャー ※その後、店舗内でスタッフ全員に操作方法をレクチャー |
第7回 | スマレジ利用開始 ※不明点などは、スマレジの電話サポートで解決 |
第8回~ | 販売データの活用方法など、別プロジェクトを開始 |
私の目的は、ITツールを売ることではありません。
あくまでもお客様が問題を解決することです。
ですから、決断を急がせるようなことは致しません。
この事例では、初訪問からスマレジ活用が組織に安定するまで、半年少々かかりました。
その後も別ツールの導入が続くなど、長くお付き合いしたお客様です。
事例:製造業
営業チーム(営業5名・事務1名)での顧客・案件管理の事例です。
順調にビジネスが伸びているのは良いのですが、以下のような問題が発生していました。
それまではオフィスにあるホワイトボードや、案件リスト(エクセル)で案件を管理していたのですが、更新漏れが起きており、管理できない状態に陥っていました。
- 顧客からの問い合わせに、すぐ対応できない
- 既存顧客に対して、新規顧客のような対応をしてしまう
- 訪問する顧客の情報がすぐに引き出せない
- 営業担当によって見積金額のブレ幅が大きい
- 顧客から類似案件の相談を受けたときに、過去案件が参照できない
ここでは初期投資ゼロ。月額9,000円(6名分)の投資をお勧めしました。kintoneというツールです。ツールにお金を使うことよりも、人・組織を育てることに時間・お金を使っていただきたいです。
最も悩んだのは、数多く存在する過去案件の情報をkintoneに乗せ換えるか?でした。ツールは安くても、既存顧客の情報を正しくデジタル化するには、工数が掛かります。
結果的には、現在動いている案件と重要顧客の情報から優先的に、kintoneに移すようにしました。お客様にてやり方は習得したので、その他の顧客情報は、空き時間を活用して少しずつ移行しています。
最初から全て移そうとしていたら、ツール導入前に燃え尽きてしまったかもしれません。副社長には、明確な判断を下していただきました。
今は顧客情報・案件情報をいつでも検索できるので、顧客からの問い合わせなどにスムーズに対応できるようになりました。また、仕掛中の案件の情報も俯瞰できるため、向こう数ヶ月の売上予定が分かるのは、副社長(該当事業のトップ)に喜んでいただきました。
以下、本件を進めたときの大まかな流れです。
回数 | やったこと |
第1回 | 初回ヒアリング(現状の課題と、達成したいことを整理) |
第2回 | 初回ヒアリングを受けて、企画の説明 kintoneのデモを見ていただく(→kintoneで進めることに決定) |
第3回 | 既存データの確認 kintoneへの移行方法の検討 新しいkintoneアプリの設計 |
第4回 | kintoneアプリの作成(実際に出来ているものを見ていただき、修正など) 既存データの移行計画策定 |
第5回 | 関係者へのkintone説明会実施(見ていただき、フィードバックも頂く) テストデータを元に移行テスト |
第6回 | お客様にて現在動いている案件データを移行、本番利用開始 既存データを継続的に移行 |
第7回~ | 適宜、Q&A アプリのちょっとした修正 新しいアプリ(レポート用アプリ)を追加するなど |
その他のIT活用事例
その他、以下のような事例があります。
- テレワーク・リモートワーク(在宅勤務)を推進する【各業界】
- スケジュールを共有する【各業界】
- どこからでもデータを活用(クラウドストレージ)【各業界】
- 離れた場所でもミーティングできるようにする(Webミーティング)【サービス業】
- チームのコミュニーション(チャット)【各業界】
- 店舗にWi-Fiを導入【小売業・サービス業】
- タブレット型のPOSレジを導入【小売業・サービス業】
- 店舗でクレジットカード・キャッシュレスを使えるようにする(決済システム)【小売業・サービス業】
- 紙の帳票類をなくす【小売業・サービス業】
- 案件情報をチームで共有する(CRMなど)【サービス業・製造業】
- 顧客情報を一元管理する【サービス業・小売業・製造業】
- ホームページやブログ、SNSで情報発信する【各業界】
- 顧客に定期的に情報発信する(メルマガ配信システム)【サービス業】
具体的なツール(システム)では、以下の実績があります。
- kintone(クラウド型アプリ開発ツール)
- Zoom(Webミーティング)
- Dropbox、Googleドライブ、Box、One Drive(クラウドストレージ)
- Google Workspace(グループウェア:旧G Suite)
- Microsoft 365(グループウェア:旧Office 365)
- Slack、チャットワーク(チャット)
- Zoho CRM(顧客・案件管理)
- Zoho Campaigns(メールマーケティング、メルマガ、ステップメール)
- オートビズ(メールマーケティング、メルマガ、ステップメール)
- WordPress(ホームページ)
- Google アナリティクス(ホームページのアクセス解析)
- Google サーチコンソール(ホームページの分析)
- スマレジ(タブレット型のPOSレジ)
- ScanSnap(スキャナー:紙をデータ化)
- キャッシュレス
- その他(パソコン、Wi-Fi、インターネット回線など)
対象
- 中小企業の経営者、IT担当者
- 個人事業主、副業をしている会社員
自分自身でITを学び、組織全体としてもIT力を伸ばしていきたい方が対象です。
IT屋さんに丸投げしたい方には向かないサービスです。
料金
法人向け
- 初回:3万円(+消費税)
- 6ヶ月コース:36万円(+消費税)
- 12ヶ月コース:60万円(+消費税)
初回をご利用頂いてから、企画内容に応じて、6ヶ月 or 12ヶ月コースを選択いただきます。もちろん、企画内容をご確認いただき、あとは貴社だけで進めて頂いても結構です。
お支払いは一括、月次共に承ります。
銀行振込またはクレジットカード(VISA、Master、AMEX)に対応しています。
急ぐ場合など、ミーティングの頻度を増やすことも可能です。
初回ヒアリング時に詳細を聴かせていただき、お見積りいたします。
また30名を大きく超える組織の場合にも、別途、お見積りさせていただきます。
個人事業主向け(ひとり社長含む)
- 初回:15,000円(+消費税)
- 2回目以降:28,000円(+消費税)
個人事業主の場合、単発のミーティングを必要回数分、繰り返すことを想定します。ツール導入・活用までにかかる時間が少ないことや、学ぶのが本人だけなので、1~3回で済むケースがほとんどです。
※最も長かったお客様でも1年掛かりませんでした。
銀行振込またはクレジットカード(VISA、Master、AMEX)に対応しています。
法人・個人事業主共通
上記料金にはITツール・システムに係る料金は含まれておりません。貴社から直接、ITベンダーにお支払いいただきます。
(弊事務所が中間マージンを頂くことは、致しません)
キャンセルポリシー
お申込み後のキャンセル料は、以下の通りとなっております。
- 4日前まで:50%
- 3日前〜前日:80%
- 当日(ご連絡がない不参加を含みます):100%
予めご了承いただけますよう、お願いいたします。
提供地域・形式
対面の場合
- 貴社オフィス(※)
- 対面(横浜駅徒歩4分:弊事務所)
- 対面(桜木町駅徒歩1分:弊事務所)
- 対面(東京駅近辺、新宿三丁目駅近辺など)
- その他(要調整)
神奈川県・東京都内を基本としています。
横浜駅を基準として、片道1時間を超える地域の場合は、出張費を頂戴いたします。(30分当たり5,000円)
オンラインの場合
場所の制限はありません。
なお、オンラインでも弊事務所(渋屋)がお客様のパソコンを操作できるツールを利用することがあります。お客様が実際にパソコン操作しているところを見ることができます。
お申し込みの流れ
1.フォームからのお申し込み
下記フォームにて、必要事項をご記入の上、送信をお願いいたします。3営業日以内にご連絡いたします。
時間は、10時から18時までを基本としております。
貴社オフィスでの実施をご希望の場合には、相談内容の欄に、貴社の住所をご記入ください。
2.決済
メールにより、料金のお振り込み先、またはクレジットカード決済方法をご連絡します。
3.日程・場所の調整
ご連絡後、3営業日以内に料金のお振り込みまたはクレジットカード決済をお願いいたします。決済を確認次第、日程調整をさせていただきます。
4.初回ヒアリング
初回のヒアリングを行います。